お知らせ

2021.03.08|最終更新日:2021.03.11|

【学生の活躍】麗澤模擬国連団体が、初めてハーバード世界模擬国連大会に参加しました

2021年2月26日~3月1日にかけ、麗澤大学模擬国連団体が、団体初となるハーバード世界模擬国連大会に参加しました。

毎年、本団体ではワシントンD.C.で実施される全米模擬国連大会に参加しておりますが、ハーバード世界模擬国連大会への挑戦は初めてです。

以下、団体のリーダーを務める外国語学部の中村憲孝さん(外国語学科英語・リベラルアーツ専攻所属)よりコメントをいただきましたのでご紹介いたします。

==============================

ハーバード世界模擬国連大会に参加するきっかけとなったのは、私が3年生の時団体の活動の幅を広げようと思ったことがきっかけです。

当時は、メンバー数が毎年30人を超える中、費用の関係で実際にアメリカに渡航して大会に参加できる学生が8名ほどと限られていたため、大会に出られる学生が限定的になっていたことが団体の課題でした。

そこで国内で参加できる模擬国連の大会を探していたところハーバード大会を見つけました。2020年の大会はコロナウイルスで延期となりましたが、新一年生を中心に新メンバーを募り、2021年2月26日〜3月1日にオンラインで行われた大会に出場することができました

麗澤大学からはリチャード先生を顧問教授とし(Facluty Advisor)15名の学生が大使(delegate)として参加しました。

担当国はイギリス、ブラジル、ペルーとアゼルバイジャンの四カ国を担当し、担当委員会は、以下の五つです。

Disarmament and International Security Committee (軍縮・安全保障委員会)

■メンバー:

英語コミュニケーション専攻三年 矢野流星

英語コミュニケーション専攻一年 菅沼佑基

英語コミュニケーション専攻一年 初川真梨乃

英語コミュニケーション専攻一年 長永佳汰

英語・リベラルアーツ専攻一年 古正友希人

英語・リベラルアーツ専攻一年 齋藤ザーク

②委員会名:Social, Humanitarian and Cultural Committee (社会人道文化委員会)

■メンバー:

英語コミュニケーション専攻四年 金田裕作

英語コミュニケーション専攻一年 渡邊沙也

英語コミュニケーション専攻一年 小糸のどか

③委員会名:Special Political and Decolonisation Committee (特別政治・非植民地化委員会)

■メンバー:

国際交流・国際協力専攻一年 水野華乃音

英語コミュニケーション専攻一年 今井杏

英語コミュニケーション専攻一年 佐藤美夕

④委員会名:Commission on Crime Prevention and Criminal Justice (犯罪防止刑事司法委員会)

■メンバー:

国際交流・国際協力専攻二年 米田彩絵

国際交流・国際協力専攻二年 中屋美里

⑤委員会名:Economic and Social Commission for Asia and the Pacific (アジア太平洋経済社会委員会)

■メンバー:英語・リベラルアーツ専攻四年 中村憲孝

結果として入賞をすることはできませんでしたが、毎年出場している全米模擬国連大会とは違った形態の大会を経験することができ、今後の団体活動を支えていく一年生にとって非常に刺激的な経験になったと思います。

具体的にハーバード世界模擬国連大会はディスカッション重視の大会で、他国と共同で行うプレゼンテーション・政策に対するPros and Consスピーチなど全米大会にはないことが多く、レベルの高さを感じました。

以下5名のメンバーから感想が届きましたので、ご紹介します。

=====================

●英語・リベラルアーツ専攻一年 古正友希人
担当:Disarmament and International Security Committee (軍縮・安全保障委員会)
【感想】大会中全く歯が立たず傍観者になることが多かったですが、チャット機能で聞くなど出来ることも多々あり自分自身を誇りに思うべき点だと思います。今回、たくさん悔しい思いをしましたが、今は伸び代でしかないので、自分と向き合って成長していこうと思います。

●英語コミュニケーション専攻四年 金田裕作

担当:Social, Humanitarian and Cultural Committee (社会人道文化委員会)

【感想】この大会を経験して、最初から最後まで危機感を感じた。今大会ではワシントンD.C.大会よりも議論により重きが置かれており、参加者の大多数は非ネイティブでありながらネイティブと何ら遜色なかった。将来国際機関で働くことを目指している私にとって、彼らのレベルまで流暢さも知識も追いついて行かねばと思わされた。この経験を今後の励みにしていきたい。

●国際交流・国際協力専攻一年 水野華乃音

担当:Special Political and Decolonisation Committee (特別政治・非植民地化委員会)

【感想】"I know you're scared, but you can handle this." 私は大会中そう自分に言い聞かせた。周りのレベルが高く焦りもあったが「リスニングや他代表国と連携をとる」などといった、視点を変えれば普段の生活の中では体験できないことを経験することができた。また、アゼルバイジャン代表として、模擬国連活動の中での、「国際社会に追いつく」目標に一歩前進することができた。

●国際交流・国際協力専攻二年 米田彩絵

担当:Commission on Crime Prevention and Criminal Justice (犯罪防止刑事司法委員会)

【感想】他国のデリゲイツの知識量や第二言語にも関わらず、ネイティブ並の英語力の高さに驚きましたが、同じコミティーの中屋さんと励まし合い、声を上げる、できるだけ多くスピーチすることを意識し、4日間奮闘しました。

●英語・リベラルアーツ専攻四年 中村憲孝

担当:Economic and Social Commission for Asia and the Pacific (アジア太平洋経済社会委員会)

【感想】活動の全てがオンラインだったのにも関わらず、最後まで頑張ったメンバー一人一人を誇りに思います。この経験は、麗澤模擬国連団体にとって新しい一歩となったので、これからも、「失敗を恐れずに挑戦し成長していくDNAを未来に引き継いでいってほしいです。

====================

団体代表の中村さんのスピーチの一部はこちらより動画で御確認いただけます。