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2021.07.29
【開催報告】視野・知見を広げる取組み
「第1回グローバルセミナー」開催
2021年7月26日(月)、世界銀行・主席専門官の松田康彦先生をお迎えし、「開発課題と世界銀行の役割:南米、アジアの事例」をテーマに、Reitaku University 1st Annual Global Seminar 2021を開催しました。
松田先生は、ワシントン本部勤務のほか、ナイロビ、ブラジリア、フィリピンでは、政治分析・行政改革専門家として勤務、その後再び本部勤務でパキスタン、ネパール等で社会的保護分野での政策研究やプロジェクトに従事された後、カブール駐在で世銀のアフガニスタンに対するガバナンスと人的開発分野での援助プログラムの統括をされました。現在は、人的資源プロジェクト(Human Capital Project) の部署でリードスペャリスト(主席専門官)として勤務されており、9月からは世銀のマレーシア駐在カントリーマネージャーに赴任される予定です。
セミナーでは、世界銀行の組織から始まり、途上国政府の支援内容や業務の流れ、途上国政府が開発課題を解決するためにどのように取り組んでいくかを、アフガニスタンの教育を切り口に、融資や政策アドバイス、人材の育成について、具体的な事例を挙げて講演されました。最後に、世界から見た日本についての見解なども触れてお話されました。
質疑応答では、仕事の醍醐味、経済知識や専門知識をどのように高められたか等、様々な質問があがりました。
幅広い知見とご経験に基づく貴重なご講義に、参加者は興味深く聞き入っていました。
- 松田先生の講演
- セミナー会場の様子
※グローバルセミナーとは、世界を舞台に活躍する著名な方をお招きし、学生の視野・知見を広げる機会として、2019年からスタートしました。