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2016.11.03
タイ・バンコクのサイアム大学で「タイ日本共同国際研究集会『観光とコミュニケーション』」開催
10月29日(土)、タイ・バンコクにあるサイアム大学で「タイ日本共同国際研究集会『観光とコミュニケーション』」が開催されました。
講演をする山川和彦教授
この研究集会は、本学外国語学部の山川和彦教授と提携校であるサイアム大学日本語コミュニケーション学科長高田知仁先生とが長年の希望してきた研究協力を具体化した催しです。
この研究集会で山川教授が「観光地の段階的発展と言語ー北海道ニセコを事例として」と題して基調講演を行い、その後、多言語化、観光地での言語的接遇、ガイド養成に関する報告がありました。山川教授は、「タイ人の先生が、風景や食事に関しては印象が薄れていっても、人の優しさは忘れない、これこそ日本の良さである」と報告したことが印象的だったと話しています。この研究集会には、タイで日本語教育を担当している先生方、旅行やプロモーションを担当する企業人、タイに留学中の学生が参加し、貴重な情報交換の場となりました。
なお、来年より外国語学部国際交流・国際協力専攻では、観光関連の授業が開講され、山川教授も授業を担当します。
サイアム大学 日本語コミュニケーション学科長高田知仁先生
質問に答えるドゥアンペン・トーンヌアム氏
真剣に講演を聞く参加者