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2017.06.15|最終更新日:2020.07.29|

柏の魅力を発見
― 外国語学部「フィールドワークA」実施

外国語学部開講の「フィールドワークA」(山川和彦教授担当)で、学生20人が柏の観光について学びました。テーマは、都市近郊のグリーンツーリズムや、成田に近いという視点でのインバウンドツーリズムの可能性を考えることです。


事前講義で、柏市の概況、地域の特性、訪日外国人旅行者の現状、フィールドワークの方法について学習をしたあと、5月14日に、市北部のあけぼの山農業公園、布施弁天、柏の葉キャンパス、柏駅周辺(ウラカシ)を視察しました。特にアクセスや多言語表記の状況も見つつ、都市デザイン、国際会議という旅行スタイルも視野に入れながらの一日となりました。28日には、市南部の手賀沼、沼南地域をレンタサイクルでの移動。サイクリングを楽しむアジアからの旅行者が増加しつつあり 、そのような旅行者に手賀沼の魅力を伝えるための実体験をしました。道の駅しょうなんをグリーンツーリズム、インバウンド案内拠点の視点で見学し、その後King Fisher gardenという、柏市の力を「あつめて・あたためなおす」ことを原点としたカフェで昼食を取りながらのレクチャー、さらにそら豆の収穫体験をしました。これは援農という活動の一環で行われているものですが、体験型メニューは外国人旅行者にも人気です。

なお、この授業は、昨年度麗澤大学が協力した「かしわ市民大学― 目指せ国際観光プランナー」を受けたもので、柏観光プロダクション、EDGE HOUSE、しょうなん地区農活性化協議会、一般財団法人柏市まちづくり公社、柏市の協力のもと行われました。今後も地域と連携を取りながら、観光活動を行なっていく予定です。