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2019.07.08|最終更新日:2020.07.24|

【開催報告】2019年度 夏期留学事前セミナーを開催!

 7月6日(土)、この夏(8~9月)に半年~1年間の長期留学に出発する学生を対象に「留学事前セミナー」が開催されました。今年は74名が対象者となり、海外に赴くために必要な心構えや注意すべきことを確認しました。

 


セミナーは午前と午後の2部構成です。

午前の部では、異文化ストレスとの付き合い方や、留学経験が与える就職活動への影響、留学に関する単位認定、海外における危機管理など講義を中心とした形式で留学に必要な情報を伝えていきます。

午後の部では、参加者同士がグループを組み、危機管理や留学先研究、留学目的に関するディスカッションをワークショップ形式で行われました。

中でも午後の留学ワークショップは、今年度より、国際交流センター職員と留学を経験した学生の留学アドバイザーが協働作成した新たなプログラムです。留学ワークショップは、「危機管理」「留学先研究」「留学目的確認」の3つから成り立ちます。危機管理では、午前の講義形式をもとに学生同士で作られたグループ内で、海外で起こり得る危機の種類や危機に出くわした時の対応方法について議論します。参加者からは、「日本とは同じ感覚で留学してはいけない。」「自分の身は自分で守る意識が強くなった。」と危機管理意識を高める機会となりました。

「留学先研究」「留学目的確認」のワークショップでは、事前に留学先の国や学校について、さらには日本との歴史について調べることが課題として出されていました。留学する学生たちは、日々の授業や留学の渡航手続きで多忙なものです。ですが、改めて自分の留学先について深く知ることができ、よりいっそう留学に対するモチベーションが向上したようです。また、同時期に留学する者同士が共にグループ活動をしたことで、留学に対する一体感が生まれました。参加者は、「これから同じ時期に頑張る仲間がいると心強い。」「他の国にいる仲間と励ましあいながら頑張りたい。」といった決意が届きました。 

 


留学を前に学生は期待と不安、いろいろな思いがあると思いますが、この事前セミナーが学生の活力となることを願います。