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2019.09.09|最終更新日:2020.07.24|

【開催報告】中山理特任教授が韓国の国際シンポジウムに招待され、人格教育について発表

 2019年9月6日(金)に韓国の安東市で「第6回21世紀人的価値フォーラム2019」(The 21st century Human Values Forum 2019)が開催され、「ホリスティック教育を実施する効果的な方法」をテーマとするシンポジウムに中山教授が発表者として招待されました。

 ホリスティック教育という共通テーマのもと、特に人格教育(character education)について世界の識者と論ずることを謳っているこのシンポジウムでは、Yong Lin Moon教授(ソウル国立大学)が司会を務め、Yong Tee Lee 氏(韓国 Honorary Chairman, The Korean Foundation for Culture and Ethics)、Mark Andrew Pike教授(イギリス The University of Leeds 教育学)、Thomas Lickona 名誉教授(アメリカの人格教育第一人者 The State University of New York at Cortland)、Douglas R. Car氏 (アメリカThe Character org., President & CEO)、Fu Changzhen教授(中国 華東師範大学)が、それぞれの人格教育論の原理と実践法を発表しました(英語、韓国語、中国語の同時通訳)。

 この中で中山教授は「人格陶冶の方法としての道徳の実践」をテーマに掲げ、21世紀の情報化社会と日本の内閣府が提唱するSociety 5.0に対応するため、特に本学の創立者、廣池千九郎の道徳的教育論を中心に道徳教育の理論と実践について発表しました。3時間に及ぶ意義深いシンポジウムは盛況のうちに幕を閉じました。

21世紀の人格教育について発表する中山教授

講演者全員で