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2024.02.01

【開催報告】黒須ゼミ第23期生卒業研究・公開口頭発表会を開催

2024年1月20日(土)、黒須ゼミ第23期生(Cohort2022)卒業研究・公開口頭発表会が行われました。次期ゼミ長(第25期)の3年生 今城一夏さん(国際学部 国際学科 国際交流・国際協力専攻所属)より報告が届きましたので、ご紹介します。

2024年1月20日(土)に、黒須ゼミ第23期生(Cohort2022)卒業研究・公開口頭発表会が開催されました。今回はベトナムとオンラインで繋いだハイブリッド形式で行われ、ゼミ生の他にも黒須ゼミ卒業生、4年生のご家族、友人、麗澤大学の卒業生、教職員や一般の方々など、総勢30名以上の幅広い年齢層の方々にご参加いただきました。長期に渡り取り組んできた個性溢れる卒業論文を、4年生8名それぞれの言葉で発表してくださりました。

3つのセッションで構成され、第1セッションは「ジェンダー&世代と居場所」。性的マイノリティへの意識、日本独特の飲みニケーションとお酒の付き合い方の変化、生活の変化による人口移動と地方創生と、多様なテーマから日本の現代社会を多角的な視点から考える時間となりました。
第2セッションは「結婚:韓国・日本」。日韓の結婚を軸に、結婚と幸せ、国際結婚のストレスという視点から将来の多文化共生に向けた国際結婚の在り方などに迫りました。
第3セッションは「子どもと家族・社会」。世代間コミュニケーションとしての家族団らんを共食の変遷から考える、新型コロナウイルスが非行少年に与えた影響、日本社会に潜む子どもの貧困など、目に見えにくくもこれから私たちが向き合っていくべき重要なテーマであることを感じることができました。

各セッション後の質疑応答では、内容をさらに深掘りされるような様々な視点からの質問が飛び交いました。中には鋭い質問やそのテーマに高い関心を持った方からのコメントをいただき、4年生から緊張感を感じつつも質の高い時間となりました。休憩中には、ご参加いただいた方とゼミ生は交流をしつつ、研究テーマについてさらにお話ししている様子も伺えました。
卒業論文の発表会でありながら卒業のために重要な口頭試験でもありましたが、最後の黒須先生からのご講評で、4年生は全員合格をいただくことができました。

発表後には、黒須ゼミ創設当初よりお世話になっている「一と九」で懇親会が行われました。店内の一部を貸切にしてくださり、ゼミ生や黒須ゼミ卒業生だけでなく、黒須ゼミFriendsを含めた温かく、素敵な雰囲気の中で食事を楽しみました。世代を超えた交流や気の知れた仲間と過ごす時間はかけがえのないものでした。毎年恒例の4年生からの言葉、ゼミ長と副ゼミ長の交代式も行い、黒須ゼミ25周年に向けたバトンがしっかりと受け継がれました。

黒須ゼミの歴史が刻まれていく瞬間を目の当たりにし、25周年に向け身の引き締まる思いです。卒業される4年生は、来年ぜひまたここに戻ってきて欲しいと思っています。先輩方やたくさんの方々との交流があり、そんな方々に支えてられている黒須ゼミが進化をし続けられるように精一杯取り組んでいきます!

国際交流・国際協力専攻3年
今城一夏

  • 発表時の様子
  • 発表を終えスッキリとした表情の4年生と、参加者の方々
  • オンラインでつながるCohorts 2022&2023生ン
  • 懇親会にて、4年生からの言葉