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教育・研究
2024.10.28

【実施報告】台湾・明道高校の生徒が来学。特別講演への参加と廣池千九郎記念館を見学

 本学の関連団体であるモラロジー道徳教育財団が出版・発行する道徳を考える月刊誌『ニューモラル』(台湾版)をきっかけに、10月25日(金)に台湾から明道高校の生徒40名が来学し、授業への参加ならびに本学創立者の生涯と業績を展示している「廣池千九郎記念館」を見学いただきました。

 明道高校の皆さんが参加した授業は、外国語学部中国語・グローバルコミュニケーション専攻で開講されている「中国語実践練習-中国語ニュースを読み、中国語でプレゼンテーションする」(担当教員:邱 イー琪 准教授)です。
 この授業は、新聞記事を通じて中国語を学び
プレゼンテーションができるようになることを目標としています。

 今回の授業では、大手新聞社で11年間記者をしていた廣池 慶一特任教授による特別講演が行われました。地方支局での災害取材やイベント取材に加え、首相に密着し何を考え何をしようとしているのかトップリーダーの動きを伝えていく「総理番」、外務省担当や選挙取材など、主に政治部に所属する記者の仕事内容や体験談が伝えられました。また、10月27日に行われた衆議院選挙の主な争点や仕組みなども解説されました。最後に、台湾で若者の投票率が高い一方で日本では若者の投票率が低いことに触れながら、改めて選挙を通じた政治参加の重要性が語られ、特別講演は終了しました。

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  • ◎IMG_5030.jpg問いかけに挙手で応える明道高校の皆さん

 授業参加後には「廣池千九郎記念館」を見学。堀内 一史副学長による解説と共に、廣池千九郎法学博士の生涯と業績、道徳科学「モラロジー」が確立されるまでのプロセスやその後の展開、校名「麗澤」の由来や校章に植物の「万両(まんりょう)」がデザインされている意味などを学びました。

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 当日は、日本人学生14名と台湾・淡江大学からの留学生14名も参加し、中国語や日本語で自己紹介や互いの国を紹介するなど、積極的にコミュニケーションを取り楽しんでいる様子でした。今回の来学をきっかけに、今後明道高校と麗澤大学の交流がさらに深まることを期待しています。