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教育・研究
2025.05.16

高校教員の負担軽減へ 学校推薦型選抜推薦書に共通様式を導入

 麗澤大学は、2026年度入試より学校推薦型選抜推薦書の共通様式を導入します。

 共通様式は、学校推薦型選抜(指定校)で導入し、推薦理由・特記事項の2項目に限定します。文部科学省の入学者選抜実施要項に基づき、推薦理由の項目には、学習指導要領の学力の3要素(①「知識・技能」、②「思考力・判断力・表現力」、 ③「主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度」)を踏まえて記入するよう統一しました。

 また、受験生の生年月日の記入欄をなくすなど必要最低限の情報のみにすることで、記入ミス・転記ミスも防ぎます。 これにより、推薦書の作成時間の短縮を実現し、高校教員の推薦書作成に係る負担軽減をめざします。

 なお、学校推薦型選抜(指定校推薦)の選抜要項、出願書類等は本学WEBサイトで7月上旬ごろより掲載する予定です。

導入までの経緯

・大学ごとに推薦書の様式が異なることで推薦書作成が煩雑化していると、高校教員から意見があった。
・文部科学省の令和7年度入学者選抜実施要項において、「編集可能な様式のデータファイルをダウンロード可能とすること等により、資料を作成する者の負担軽減に努めることが望ましい」とされた。
・2024年5月に神奈川県が全国初となる「全国大学推薦書標準様式」を導入したことを受け検討を開始した。
・2024年8月に千葉県大学・短期大学入試広報連絡会※を通じて賛同大学を募集。
・賛同大学と協議を重ね、2025年3月に導入を決定。


※千葉県大学・短期大学入試広報連絡会とは  千葉県内の大学、短期大学が協力し、よりよい入試体制の構築や  広報活動の実施にむけて情報共有や意見交換を行う連絡協議体です。

賛同大学(50音順) ※2026年度入試より導入予定

江戸川大学、川村学園女子大学、神田外語大学、敬愛大学・敬愛短期大学、清和大学、千葉経済大学・千葉経済大学短期大学部、千葉工業大学、千葉商科大学、中央学院大学、東邦大学、麗澤大学  計13校