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教育・研究
2014.02.05|最終更新日:2020.07.24|

外国語学部と経済学部の情報系ゼミが合同で卒論発表会を開催

 2月1日(土)に情報系のゼミの卒論発表会が今年も開催され、一般にも公開されました。部分参加を含めると合計80名以上の方が来場される盛会ぶりでした。

 この発表会は2001年から始まったもので、2013年度の今回で通算12回目の開催となります。
今回は3年生が2件、4年生の10件の合計12件の研究発表が行われました。発表会には、ゼミ生はもちろん,来年度からゼミに入る2年生や卒業したOBやOG、学内の教職員も数多く駆けつけてくれました。さらには学外からIT企業の人事担当の方や発表者のご家族の来場もあり、大いに盛り上がりました。

今回の発表会には、小学校英語教育の現状、スマートフォンを用いた英語学習、インターネットショッピングにおけるユーザレビュー、MOOC、統計ソフトを用いた非言語コミュニケーションの実態分析、CMSによるホームページ構築、独居老人の見守りシステム、電子書籍とSNS、情報FDセンターヘルプデスクの対応記録の分析など、多様なテーマの発表が集まりました。卒論という大きな研究結果を限られた時間で発表するために、発表者は自分達の研究成果をどのように見せるか、それぞれ試行錯誤して臨んでいました。質疑応答では研究結果について来場者から熱心に質問が出され、真剣に議論が交わされていました。

 発表会に先だち、論文集が事前に編纂され、当日発表会の参加者に配布されました。発表者は統一フォーマットで全員が発表論文を執筆したほか、発表申込後研修等で参加できなくなった学生の論文も掲載され、150頁と過去最厚になりました。論文集は発表資料集とともに発表会のWebページにてオンライン公開されています。

【各資料はこちらからご覧いただけます。
発表プログラム  ★発表論文集  ★配布資料

 発表会ではまた、4年生の卒論の成果発表に加え、3年生による2件の研究成果の披露もおこなわれました。GPS情報つきの撮影データを用いた観光地の言語景観の研究と、学内の落し物を一括管理し学生むけのサイネージ表示も実現するWebシステムの開発の発表はどちらもICTの応用可能性を充分に示し、研究のさらなる進展や今後のシステムの実用化を期待させるものでした。

また、今回の発表会を含めた発表会の全記録はこちらからご覧いただけます。