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教育・研究
2014.03.06|最終更新日:2020.07.24|

外国語学部「第3回卒業研究コンテスト」授賞式を実施

IMG_3769 いまや年度末の恒例となった外国語学部の「卒業研究コンテスト」は、今年度で3回目を迎えます。このほど受賞作が決定し、3月5日(水)に授賞式が行われました。
 このコンテストは、4年生の卒業研究作成のモチベーションを高めたい、という趣旨で企画されているものです。8人の学部教員で構成された審査委員会による厳正な審査を経て、以下の6作品が今回の受賞作と決まりました。

最優秀賞

 氏名 所属専攻 所属ゼミ  タイトル 
上吉原 由佳 ドイツ語・ドイツ文化専攻 石塚ゼミ  オオカミに関する神話や童話と信仰に関する研究
 ―北欧のエッダ、グリム童話、オオカミ信仰― 

優秀賞

氏名 所属専攻 所属ゼミ タイトル
前田 雪奈 英語・英米文化専攻 大関ゼミ 第二言語習得を助ける要因 
 ―ジョン万次郎の英語習得の過程から分かること―
佐藤 絢子 英語コミュニケ―ション専攻 望月ゼミ 醜女から美女になる 
 ―英日翻訳の実践から振り返る翻訳文章の在り方―

佳作

氏名 所属専攻 所属ゼミ タイトル
姜 南源 日本語・日本文化専攻 野林ゼミ 田村俊子『枸杞の実の誘惑』の記号論的解釈
鈴木 美奈

国際交流・国際協力専攻

水野ゼミ 麗澤大学国際交流・国際協力専攻の国際理解教育と国際理解に
関するインパクト研究
遠藤 万由 日本語・日本文化専攻 正宗ゼミ 日本人と韓国人の自己主張の違い
 ―K-POPの歌詞から読み取る韓国人女性の自己主張の傾向―


  各ゼミ担当者から、過去最多の20本の候補作が推薦され、審査に付されました。審査に当たった先生方からは、「研究論文としては、まだ粗削りなものもあるが、いずれも興味深い内容で惹きこまれた。」「他のゼミの卒論に目を通すことで、大いに刺激を受けた。」といった声が聞かれ、甲乙つけがたい卒業研究がそろったことをうかがわせました。
その結果、佳作の枠を従来の2枠から一つ増やして3作品を選ぶことになりました。

IMG_3711 教授会終了後の会議室で行われた授賞式には、都合で欠席した前田雪奈さん(優秀賞)、遠藤万由さん(佳作)を除く4名が出席。たくさんの学部の先生方が見守るという、受賞者にはちょっと緊張感をともなう中、渡邊信外国語学部長より賞状と賞品が授与されました。

 最優秀賞の上吉原さんは、「コンテストの話は、推薦をいただくまで知りませんでした。このような賞をいただき望外の喜びです。ゼミの指導教員の石塚先生には本当にお世話になりました。」と話していました。

 今回の受賞作は合本にして図書館に収蔵される予定です。コンテスト受賞研究が、4月から卒業研究に取り組む学生諸君の良きお手本となり、また励みになれば幸いです。