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教育・研究
2016.02.18|最終更新日:2020.08.05|

中山学長が奈良県で道徳教育について講演

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道徳教育のあり方と今後の課題について考える「モラロジー教育講演会」が2月11日(木)、奈良県広陵町で開催され、県内の小中高校の教職員を含む約140名が参加。公益財団法人モラロジー研究所の竹中信介研究助手が「現代社会における」倫理・道徳の動向」と題して研究発表し、中山理学長が「現代の道徳教育とこれからの展望」をテーマに講演しました。当日の様子は、「産経新聞」、「奈良新聞」に掲載されました。
以下、竹中信介研究助手からの報告です。

平成28年2月11日(祝・木)に、奈良県広陵町の「グリーンパレス」を会場に、「モラロジー教育講演会」が開催されました。県内外の教育関係者、数十名を含む約140名が、講演を熱心に聴講、積極的に質問が投げかけられる場面もありました。

この日は冒頭で、公益財団法人モラロジー研究所の竹中信介研究助手による「現代社会における倫理・道徳の動向‐「世代間倫理」を事例に‐」と題された研究発表が行われました。この発表では結論として、過去から受け継いだ伝統を尊重し、未来へ向けて「良い原因の種まき」を行うことが、「明るい未来」を拓く道徳的な生き方である、と主張されました。

続く中山理学長の講演「現代の道徳教育とこれからの展望」では、まず日本における道徳教育の歴史と現状が紹介され、その後、外国における道徳教育が参照されました。最後に、今後の道徳教育に関して、「生徒や学生の一人一人が「役割」や「居場所」を見つけられるように支援していくことが重要である」という主旨の提言がなされ、盛会のうちに講演会が終了しました。

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