8月10日(土) 本学の校舎「かえで」にて「世界王者の飽くなき挑戦」と題し、国枝 慎吾 (くにえだ しんご) 氏 (プロ車いすテニスプレーヤー、2006年本学国際経済学部（現 経済学部）卒) のトークショーを開催いたしました。当日はキャンパス内の木々に潜む蝉が大合唱するほどの暑さの中、会場には121名の方々が集まりました。

　今回は、第3回グローバルセミナー(*1)と麗澤オープンカレッジ(Reitaku Open College in Kasiwa 通称:ROCK)の特別講演会とのコラボレーション企画として、豊嶋建広教授の進行のもと、トークショー形式で行いました。これから世界で活躍したいと夢見る学生も聴講する中、海外遠征の多いテニスという競技での苦労話や海外における自己主張のあり方、さらに、どんな環境にあっても自ら主体的に動くことの大切さなどをお話しされ、その言葉一つ一つの重みに圧倒されながら、学生たちも熱心に聴講していました。
　また、国枝選手の「俺は最強だ!」が座右の銘となったきっかけや、その言葉を自分の心にしっかりと刷り込むことによって、湧き出すエネルギーがピンチをチャンスへと変える力を持つこと、心・技・体の中で一番重要なのは「心」とのお話に、会場全体が強い説得力を感じました。国枝選手のお人柄の良さが溢れ、会場中が和やかで笑顔の絶えないトークショーとなりました。

*1:グローバルセミナーとは、世界を舞台に活躍する著名な方をお招きし、学生の視野・知見を広げる機会として 2019 年 6 月から開催しています。

麗澤ｵｰﾌﾟﾝｶﾚｯｼﾞwebsiteでも、同記事をご覧いただけます。

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