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教育・研究
2020.06.26|最終更新日:2020.08.03|

国際学部 黒須里美教授の成果報告書(平成27年度~令和元年度)
【私立大学戦略的研究基盤形成支援事業】

 経済社会総合研究センターの研究プロジェクト「人口・経済・家族の長期的研究:多世代パネルデータベース構築」が、平成27年度「私立大学戦略的研究基盤形成支援事業」(文部科学省)に採択され、令和元年度に研究期間が終了しましたので、成果報告書を公開いたします。

事業期間

平成27年度~令和元年度

研究組織名

人口・経済・家族の長期的研究:多世代パネルデータベース構築

研究代表者

国際学部 教授  黒須 里美

研究目的

データ本研究プロジェクトの目的は、麗澤大学が10年来継続してきた国勢調査以前人口経済史科の整備・データベース化とそれを利用した人口・家族史の国際的比較研究に立脚し、本学所蔵の研究史料群を活用した新たな社会科学研究の可能性を切り開くとともに、歴史人口学の新たな世界的研究拠点を構築することである。

第一に、史料管理の場とアーカイビングの方法を確立するとともに、史料解説とデジタル化を進め、研究者が利用しやすい、資料検索メタデータベースと多世代パネルデータベース構築を図る。

第二に、デジタル化された長期ミクロデータベースを利用した、新しい社会科学のアプローチを開発する。

特に(1)多世代ライフコース分析(2)経済指標構築と格差分析
(3)人の移動・交流と地域圏形成分析という3つのアプローチから迫る。

ボトムアップかつ長期的視点から人口変動、経済格差、家族形成を再考する学際的な対話の場と実証研究モデルを提供できると期待できる。

研究詳細

麗澤大学 人口・家族史研究プロジェクト WEBサイト

研究成果

研究成果報告書(43MB)

文部科学省の私立大学戦略的研究基盤形成支援事業は、私立大学が、各大学の経営戦略に基づいて行う研究基盤の形成を支援するため、研究プロジェクトに対して重点的かつ総合的に補助を行う事業であり、それによってわが国の科学技術の進展に寄与することを目的としています。
※「文部科学省」私立大学戦略的研究基盤形成支援事業の概要