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2015.02.10|最終更新日:2020.07.24|

黒須ゼミ卒論発表会を開催

1月31日(土)、外国語学部・黒須里美教授(専門分野:社会学、人口学)のゼミ卒論発表会が開催されました。

以下は、外国語学科ドイツ語・ドイツ文化専攻3年の大沼洋文さんのレポートです。

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発表会には現役麗大生のみならず、ゼミのOB・OG、教職員の方、保護者の方総勢55人がお越しくださいました。黒須ゼミらしい雰囲気の中、4年生の方々が10分という非常に短い時間で自身の卒業論文を発表しました。黒須先生が仰っている通り、卒業論文は4年間の大学生活の集大成であり、その論文が書いた人自身を表していると言っても過言ではありません。その集大成を10分にまとめて、黒須先生や保護者の方、私たち後輩のゼミ生を始め多くの方の前で語るということは、非常に緊張することです。確かに先輩方は最初は緊張した面持ちでしたが、いざ発表の番となれば自身の思いの丈を伸び伸びと語られているように見えました。ある4年生の方は発表の際、感極まり思わず涙していました。そのことからも、より論文に込めた思いがいかに深いか、ということが察せられるかと思います。卒論や発表会で様々な人々との交流、そしてご縁を通してより広い視野を4年生の方々のみならず、私たちも得られました。

黒須ゼミの卒業論文は、社会学に基づいて研究を行っていますが、研究の対象となる事は何でもありです。今年は黒須ゼミで初のトイレについて扱う論文もあり、社会学がいかに幅広い領域をカバーし、興味深い分野であるかを感じました。

当日はゼミOBでかつ、ある4年生の高校時代の教師の方もいらっしゃって、「高校の時の姿と比べ、この4年間で成長をしていて感激」と語って下さり、また「様々な現象を、色んな視点で見ることができる社会学の大切さを改めて感じた。」と自身の大学生時代を振り返りながら、インタビューに答えてくださいました。また発表会後、ゼミ長である西川なつ美さんに感想を尋ねたところ、「黒須ゼミ生としての最後のイベントが終わってしまい寂しいですが、今回の発表を新たなスタートとし、これからも頑張っていきたいです。」と答えてくださいました。

黒須ゼミでの活動が大学生活だけのものでなく、これから社会に飛び立つ私たちにとって、非常に良いアカデミックなゼミであると改めて感じるのと同時に、先生・先輩方、そして保護者の方々を始めとした多くの方々の上で成り立つということを痛感いたしました。これからは先輩方を目標とし、より良い物を作り上げられるように努めたいと、発表会を終えて強く感じました。

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