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教育・研究
2016.01.27|最終更新日:2020.08.05|

元日本航空客室乗務員による特別講義を観光学Bで実施!

観光学の授業では、観光の発展、交通や宿泊、飲食など観光関連産業、北海道や石垣など観光とまちおこし、接遇などを取り上げてきましたが、学期の最後に専門家をお招きして、特別講義を行いました。

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今回、講師を務めたのは、元日本航空客室乗務員で、現在京都大学大学院で「観光空間におけるハラール表示」を研究している中村未樹さんです。客室乗務員は多くの学生にとって憧れの仕事の一つで、普段にも増して真剣に話を聞いていました。

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客室乗務員の仕事は、航空機を利用するお客様を安全に、定時に目的地にお連れすることが大前提で、その上で接遇が必要とされ、トレーニングの多くは保安要員としての業務であったとのこと。飛行機のドアには救命筏があり、その中には非常食も入っている話をされた時の真剣な表情、安全意識を叩き込まれた元乗務員ならではの話に、学生は皆聞き入っていました。客室乗務員にとって最も重要なのが協調性で、自分でいろいろなことを考え、判断する力を養ってほしいと、今後、航空業界を考えている学生にアドバイスもしてくれました。ヨーロッパのエアバス社の飛行機が好きだったとか、興味深いエピソードも披露、あっという間の90分でした。