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2016.04.02

平成28年度 麗澤大学入学式を挙行

入学式05

 麗澤大学入学式が、平成28年4月2日、満開の桜の下、大学院生、学部生、別科生、特別聴講生、研究生等あわせて717名を迎え、他多数の保護者、教職員が参列し、満席の第1体育館で挙行されました。新入学生には、世界22の国と地域からの外国人留学生150名が含まれています。

 中山理学長は「告辞」で、まず創立者が提唱した建学の精神「知徳一体」の目指す教育の語義に触れ、この理念に関する3点を紹介し、充実したキャンパスライフとなるよう新入生を激励しました。

  < 中山学長告辞>

中山学長の告辞

中山学長の告辞

 第1は、「麗澤」の語源について。中国の古典『易経』にある「並んでいる澤がお互いに潤しあう姿は喜ばしい。立派な人間になろうとするものが志を同じくする友と切磋琢磨する姿は素晴らしい」を紹介し、常に相手を尊重し、互いに助け合いながら、自己の品性を高めることの大切さを。
 第2は、緑豊かな自然環境について。「仁草木に及ぶ」(「慈しみの心は、人はもとより植物にも及ぶ」を意味する)をキャンパスデザインのコンセプトとし、東京ドーム10個も入る広大なキャンパスと約1万5千本300種類の豊かな自然と教育理念の関係を紹介。
 第3は、麗澤の道徳的・倫理的な教育理念は、学部・大学院のカリキュラムにしっかりと反映され、教育理念を高等教育のレベルで具体的に展開していることを紹介。

 続いての「祝辞」では、廣池幹堂理事長が、21世紀が心の時代とも呼ばれることから、民主主義とモラル(道徳)について、「個人の自由・平等が保障される社会において、国民として、人としての義務を担い、自身のモラルを高めることが益々重要になる」と述べ、「創立100周年に向かって新しい歴史を共に作り上げていきましょう」と新入生に呼びかけました。その後、秋山浩保柏市長および森田健作千葉県知事(司会代読)からお祝いと激励の言葉をいただきました。

 祝辞を受け、大学院、学部、別科日本語研修課程の各代表者から力強い「新入生宣誓」があり、次に在学生を代表して、服部勝児学友会会長が「歓迎の辞」を述べ、入学式が終了しました。

廣池理事長の祝辞

廣池理事長の祝辞

「祝辞」を述べる秋山市長

「祝辞」を述べる秋山市長

 

 

大学院生を代表して宣誓

大学院生を代表して宣誓

学部生を代表して宣誓

学部生を代表して宣誓

【麗澤大学入学式 次第】
・開会の辞
・国歌斉唱
・入学許可宣言(学長)
・学長告辞
・祝辞
  廣池理事長
  秋山柏市長
  森田千葉県知事(代読)
  祝電披露(千葉県私立大学短期大学協会会長)
・新入生宣言
  大学院生代表
  学部代表
  別科生代表
  特別聴講生の紹介

・在学生歓迎の辞
・校歌斉唱
・閉式の辞