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ニュースリリース
2018.10.27|最終更新日:2020.07.29|

正しい知識とマナーで釣りを楽しんでほしい~大学祭を通して自然環境保全への意識向上を~

 本学は11月2日(金)から3日間、大学祭である「麗陵祭(れいりょうさい)」を開催します。様々なイベントが行われる中、経済学部の自主企画ゼミナール※のグループではゲストに本学の卒業生でもあり、プロアングラー(プロの釣り師)の伊藤巧氏をお呼びして「魚を通じた川の環境調査について」という講演会と展示を行ないます。
 この自主企画ゼミナールに参加している学生はNPO法人かしわ環境ステーションでのインターンシップにも参加しており、「かしわ環境ステーションの活動を活性化するための活動を学生の立場から企画・実施する」というミッションの元、 このイベントを企画しました。
 自主企画ゼミナールでは千葉県北部地域の内水面(河川・湖沼)の自然環境について調査を進めています。調査の中で「自然に触れ合う機会が多いことが、自然環境保全の意識向上にもつながる」という想いへたどり着き、しかも他の調査研究でもその事が実証されていることを知りました。 釣りへの参加人数は近年は減少傾向にあるようですが規模としては決して小さくなく、さらに柏市やその周辺には手賀沼や利根川をはじめとする釣りに適した自然環境があります。そこで、正しい知識とマナーをもって釣りを楽しんでもらうことが、自然環境保全の意識向上にもつながると考えました。
 学生はただのマナー講座を行なうだけでなく、釣り業界で若手ナンバーワンの呼び名の高い伊藤プロから現状や正しい知識を講演いただくことで、より深く思いが伝わると考えこの企画を計画しました。
 自主企画ゼミナールを指導する一人である佐藤教授は「参加した学生は、 自然環境保全と経済活動の両立の難しさを実践的に学ぶ良い機会になったと思います。 また、 今回のイベントの企画・実施には、 学内外の様々な人・組織とのコミュニケーションが不可欠です。 その意味で、 コミュニケーション能力などの社会人として必要なスキルの向上にもつながったと思います。 」とコメントしています。
※「自主企画ゼミナールとは」学生が学びたいテーマを見つけ、 学生が自ら指導を受ける教員を選び、 該当教員の助言を受けながら学習計画を立て進めていく制度

▼伊藤巧氏による「魚を通じた川の環境調査について」講演会の概要
 日  時:平成30年11月3日(土・祝)14:00~15:00
 場  所:麗澤大学 はなみずきホール( https://www.reitaku-u.ac.jp/about/access.html
 ※申し込み不要、 参加費無料

【伊藤巧氏 について】 伊藤 巧(いとう たくみ)
 2009 年麗澤大学経済学部卒業。業界で若手ナンバーワンの呼び名も高く、雑誌、テレビ、DVD など数多くの
 メディアで活躍するプロアングラー(釣り師)。幼少期から釣りに魅せられ、プロの釣り師を目指す。
 卒業後は釣具メーカーに勤務しながらプロを目指し、現在、念願のプロに。
 ブログはこちら( https://ameblo.jp/takumi-na-blog/

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