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【メディア掲載情報】中山特別教授のインタビュー記事が月刊『致知』に掲載
「読書立国」を特集テーマとする月刊『致知』6月号(5月1日発行)に、麗澤大学前学長である中山理特別教授のインタビュー記事「良書で日本人としての知性、感性を磨く」が掲載されました。
インタビュー記事で中山特別教授は麗澤大学での在学中の名著との出会いを振り返り、読書の重要性を語っています。それは、本学の創立者 廣池千九郎 法学博士の著書『道徳科学の論文』であり、この大著を読破したことが、その後の学問への道を切り拓くきっかけになったそうです。
さらに、以前、大学の授業で担当していた「English Reading」のクラスでは、日本の伝統文化を英語で紹介するコミュニケーション力を向上させるため、英語の原本の『茶の本』(The Book of Tea)や『武士道』(Bushido:The Soul of Japan)を教材として使用したことに触れています。その目的の一つは、これらの名著を通じて学生たちに「真の国際性とは何か」を伝えることであり、その学びを通して日本文化の素晴らしさと日本文化の発信の必要性に気づいてもらうことでした。
以上のような国際性を培う麗澤教育や中山特別教授の学問的追求をめぐるエピソードなどをまじえて、読書の魅力があつく語られています。
中山特別教授のインタビュー記事は以下の致知出版社ホームページでも紹介されています。
https://www.chichi.co.jp/info/chichi/pickup_article/2025/202506_nakayama/
【著者プロフィール】
中山 理(なかやま おさむ)
麗澤大学大学院特別教授、前学長
1952年生まれ。麗澤大学外国語学部卒業。上智大学大学院文学研究科英米文学専攻博士後期課程修了。その後、上智大学にて博士(文学)学位取得。研究テーマは「文学とイコノロジー(視覚芸術)の関係」「ジョン・ミルトン研究」「比較文明・文化論」「モラル・サイエンス」。主要経歴は麗澤大学学長、フィリピン・パーペチュアル大学院名誉教授など。著書に『人生100年の時代を楽しむ技術』、『日本人の博愛精神―知られざる感動の11話』、『日本人はなぜ欠けた茶碗を愛でるのか』、共著に『読書こそが人生をひらく:「少」にして学び、「壮」にして学ぶ』、『運命を開く易経の知恵』、『人間力を伸ばす珠玉の言葉:箴は鍼なり』、翻訳書に『キリスト教シンボル事典』など、多数。