お知らせ
令和3年度教員免許状更新講習を開催
7月24日(土)、25日(日)、8月17日(火)、18日(水)、19日(木)の5日間、教員免許状更新講習を下記のとおり開催いたしました。5日間で53名に受講いただきました。そのうち9名の方には4講習すべてをご受講いただきました。
本講習は、平成21年から「その時々で教員として必要な資質能力が保持されるよう、定期的に最新の知識技能を身に付けることで、教員が自信と誇りを持って教壇に立ち、社会の尊敬と信頼を得ることを目指すこと」を目的に導入された教員免許更新制度に基づくもので、今年で13回目となります。
講習領域 | 講習名 | 講習時間 |
実施日時 |
選択 |
英語授業の見直しと改善 |
12時間 |
7月24日(土)、25日(日) |
必修 |
教育の最新事情 |
6時間 |
8月17日(火) |
選択必修 |
学習指導要領と組織的対応 |
6時間 |
8月18日(水) |
選択 |
道徳教育の現状と課題 |
6時間 |
8月19日(木) |
「英語指導法ブラッシュアップ」は、7回のワークショップで構成され、主に英語を用いた実践的な講座となりました。受講者からは「楽しく学ばせてもらった」、「もっと英語教育に関する講座を受講してみたい」といった声をいただきました。休憩時間等も、周囲と意見交換や、ふりかえりをしている姿が見られました。
「【必修】教育の最新事情」は国の教育政策や世界の教育の動向についての子どもの成長、 子どもの発達に関する脳科学・心理学における最新の知見、子どもの生活の変化を踏まえた課題など、多面的な角度で、教育の最新事情についての講義が行われました。受講者からは「特別支援関係の話が聞けたことが、今後に活かせそうでよかった」、「意欲的に受けさせていただくことができた」といったお声をいただきました。
「【選択必修】学習指導要領と組織的対応」は、学校教育への社会的要請に応えて変遷してきた学習指導要領の「改訂の経緯と意義」の解釈についての講義や、グループワーク等を通した、 様々な問題に対する組織的対応の必要性や、具体的な実践例等の議論がなされました。受講者からは「初心にかえることができ、2学期から頑張ろうという気になれた」、「ペアワークでは異業種の先生方とも繋がれて勉強になった」といったお声をいただきました。
「道徳教育の現状と課題」は、道徳教育の歴史的変遷を踏まえた現状と課題についての考察がなされ、グループディスカッションを通じて、各校の道徳科学の現状や取り組みについて情報交換がなされ、活発な議論が飛び交っておりました。受講者からは「他県、他校、他校種の方の話がきけてよかった」、「道徳教育は、こんなにもワクワクし、教育の中心となるエッセンスが詰まった教科であると、初めて知りました。」といったお声をいただきました。
今年度も積極的な受講者が多く、休憩時間や、講座終了後にも講師に質問をしたり、受講者同士で意見交換をしたりする姿も見られました。「免許更新の場でなくとも、大学教授陣の専門的知識を受けられる講習会などが開かれると嬉しいです。」といったお声もいただきました。
当講習での学びが、それぞれの教育現場で生かされますことを心より祈っております。
*会場は入口での検温・会場内の消毒など、コロナ対策を講じて運営されました。