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2022.01.18

【開催報告】学生団体Japanesiaによる環境問題啓発イベント「Free Seed」を開催(2021年12月15日)

 ミクロネシア連邦の環境問題に取り組んでいる本学学生団体Japanesiaは、昨年2021年1215日(水)の昼休みの時間に、「Free Seed」というイベントを行いました。

 Free Seed」とは、環境問題について訴えかけ、共感してくれた方に種を植えてもらうことで、行動に移すきっかけをつくる活動です。今回わたしたちは、植える種としてラディッシュの種を選びました。花はいつか枯れてしまうけれど、野菜は食べることで記憶に残りやすいと考え、この体験を忘れないでほしいという想いを込めてこの種に決めました。

 現在、世界中で環境問題が深刻化しています。実際、ミクロネシア連邦の海岸に、日本製のペットボトルが流れ着いています。遠い国・知らない国だからといって他人事にはできません。

 実際に、ペットボトルが細かいマイクロプラスチックとなることで、食べ物だと思って食べてしまう魚の健康問題、生態系破壊、その魚を食べる人間やその他の生き物への健康問題が発生します。また、他にも私たちの活動地にあたるポンペイ州では、プラスチックゴミが島の環礁を死滅させてしまうなどの問題も起こっています。

 そこで、「環境問題に関心を向けてもらうきっかけになってほしい」「自分事として捉えてほしい」「Japanesiaが取り組んでいるミクロネシア連邦のゴミ問題・環境問題について知ってもらいたい」という想いから、このイベントを開催しました。

 使用したプランターも、廃タイヤから作りました。

 結果として、50人もの学生や職員の方が参加してくれました。収集したアンケートの中には、「ショットボランティアみたいなことができて嬉しかったです!」「簡単な活動から環境問題について考えることができました。」といった、数多くの前向きな言葉をいただきました。参加してくださった方々、本当にありがとうございました。

種植えしたプランターは、メンバーの家で栽培し、成長過程や結果をSNSを通じて発信していきます。

 この活動によって少しでも環境問題への意識が生まれたこと、嬉しく思います。

 一人でも多くの人が環境問題に関心を向け、行動してくれるよう今後もこのような活動に努めていきたいと思います。

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