学生団体「企画広報委員会」は、コロナ禍前の学生生活を経験した3、4次生が、課外活動の熱量を伝えつつ、次の世代がコロナ禍でも可能な限り大学を盛り上げることを目的として、2021年夏より設立されました。

　そんな私たちが2021年12月22日（水）、2021年度課外活動団体のリーダーを対象に、初の学生主体セミナーを開催し、部及びサークルの代表者総勢36名が参加しました。

　2020年度、その年の新入生は、オンライン授業で同学年の顔と名前すら一致しない、団体に参加したくても知りたい情報も手に入らない、窮屈な大学生活がスタートしました。課外活動団体も、今年こそもっと活躍したいという想いとは裏腹に、大学からの制限やメンバーのモチベーション低下など、様々な面から打撃を受けました。

　そこで、学生一人一人の不安や団体の悩みに寄り添って、一緒に解決する「企画広報委員会」が誕生しました。

　初回のリーダーセミナーは、第一段階として、普段横のつながりが少ない活動団体のリーダーを集め、交流を広めることで、新たなアイデアの発見や１人１人のモチベーション向上を図るものでした。

　このプログラムでは堀内副学長による講話や本学PRセンターの職員から大学HPやSNSの使用に関するルール、大学と連携した団体広報の方法についてのお話をいただきました。

　また学生同士の繋がりをより強固なものにするために、いくつかのアクティビティを用意しました。リーダー同士の自己紹介やグループに分かれ「団体の活動継続に向けて、それぞれの悩み」をテーマとし、ディスカッションを行いました。リーダー同士は、初対面の人が多い中でのアクティビティでしたが、会話が途切れることなく、和気あいあいとした雰囲気で話し合いを進めました。

　グループワークでは、モチベーション維持や後輩への引継ぎ方等、それぞれが抱える改善点を共有し、今後の課題を明確に発見することができました。また団体同士のコラボレーションの場を設けることで、互いに良い刺激になるのではないかと、さらなる企画も考案予定です。

　このセミナーを機に、各団体の活動がさらに盛り上がり、彼らが素晴らしいリーダーとして活躍することを期待しています。

　企画広報委員会は、皆さんからいただいた貴重なご意見を胸に、「学内の課外活動団体を照らし、支える存在を担うこと」「学生同士で成長を支え合える環境を提供すること」の二点を主な目的とし、今後も活動していきます。

　初回セミナーに参加してくださった方々のおかげで、初対面でこんなにも有意義な時間になりました。改めて感謝いたします。

企画広報委員会

堀内副学長による講話

自己紹介

グループワーク

集合写真