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2025.02.13
【開催報告】中村昭裕教授の最終講義
2025年1月31日(金)、国際学部の中村昭裕 教授の最終講義が開催されました。
講義は、中村教授が担当する「経済原論B」の授業内で「政策現場からみた経済学と日本経済」という題目で行われました。履修生のほか、中村ゼミの学生や多くの教職員が教室に集まりました。
中村教授は、2020年4月より麗澤大学国際学部教授として着任され、経済学を中心に現実の経済を考えるために必要な経済学の理論、データ分析の手法、政策立案の視点などを幅広く指導されました。
講義の最後に中村教授は、「Cool Head and Warm Heart」という言葉を掲げ、学生たちに次のようなメッセージを送りました。
「経済学的リテラシーは、今後ますます重要なスキルとなります。しかし、経済学だけですべてを語ることはできませんし、現実の政策もそれだけでは動きません。『経済学(Economics)』は、もともと『政治経済学(Political Economy)』です。政治、歴史、哲学、国際政治など、幅広い分野に関心を持ち、学び続けてください。また、世の中には『Warm Head(感情的な判断)』や『Cool Heart(冷淡な対応)』の議論も多くありますが、 実践において大切なのは『Cool Head and Warm Heart(冷静な頭脳と温かい心)』であること、 そして『麗澤スピリット』を大切にしてほしい。」と語り、最終講義を締めくくられました。
国際学部開設とともに着任され、多くの学生を指導し、ご尽力いただいた中村昭裕教授に、心より感謝申し上げます。