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2025.08.27

「Young Africa Connect 2025」に参加しました

2025年8月24日、国際学部・佐藤裕視先生が担当する自主企画ゼミナール「アフリカを学ぶ、アフリカから学ぶ(麗澤アフリカ研究会)」に所属する学生が、JICA横浜で開催された「Young Africa Connect 2025」およびその学術交流部門「AfriCampus 2025」に参加しました。

「Young Africa Connect」は、高校生や大学生など、アフリカに関心をもつ若者を対象に、アフリカへの理解を深めることを目的としたTICAD9のパートナー事業です。当日は、ファッションショーやトークセッション、展示、バザーやワークショップ、複数大学によるポスターセッションやラウンドテーブルなど、多彩なプログラムが実施されました。

麗澤大学生に加えて麗澤中学・高等学校のSDGs研究会、アフリカ出身の麗澤大学院留学生、アフリカ出身の本学教員も参加し、幅広い活動を展開しました。

ポスターセッション

学生たちは、アフリカの貧困問題をテーマとした内容を発表したほか、アフリカの仮面(マスク)を自作してその役割や文化について展示しました。また、アフリカの伝統的な遊び「クルール」を体験できるコーナーも設け、多くの来場者が楽しみながらアフリカ文化に触れていました。さらに、スーダン産ハイビスカス(ビサップ)茶葉の販売も行い、来場者に多面的なアフリカの魅力を伝えました。

  • IMG_7753.JPGポスターセッションの様子
  • IMG_7751.JPGビサップ(ハイビスカス)茶葉販売の様子
  • IMG_7755.JPG自作したアフリカ大陸の仮面の展示
  • IMG_7806.JPGアフリカの遊び「クルール」を体験している様子

ショートピッチ

各大学・高校の学生が8分半で活動や研究内容を紹介するショートピッチにも参加。本学の学生は「見る・聞く・味わうアフリカ-麗澤大学アフリカ研究会の挑戦」を発表し、会場から温かい拍手が送られました。

ラウンドテーブル

ラウンドテーブルの第一セッションでは、佐藤裕視先生の司会進行のもと、「あなたは何を幸せと感じる? ― 日本とアフリカの若者の視点」をテーマに議論を実施。麗澤大学生・麗澤大学院生・麗澤高校生、そして他大学の学生が意見を交わし、健康や福祉、「生きがい」などウェルビーイングについて来場者を交えて活発に語り合いました。

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ワークショップ

さらに、アフリカの水問題や貧困を題材とした絵本『水をくむプリンセス』『心臓とヒゲ』『アフリカの音』の読み聞かせを実施。また、来場者はアフリカの手遊び「アパサパサ」(日本でいう「アルプス一万尺」のような遊び)を体験し、会場は笑顔と交流に包まれました。担当した学生たちは絵本の読み聞かせを実施している都内の図書館で専門スタッフから指導を受けるなど、入念な準備の成果を発揮しました。

  • IMG_7772.JPG読み聞かせの様子
  • IMG_7803.JPG手遊びの様子

今回のイベントを通して、来場者にとってはアフリカの実情を知る貴重な学びの機会となり、学生たちにとっても、日頃の活動や研究成果を広く発表する他、他大学・他団体との交流をできる有意義な経験を得る場となりました。今後も麗澤大学の自主企画ゼミナール「アフリカを学ぶ、アフリカから学ぶ」は、学内外での発信や交流を通じて、世界とつながる学びを深めてまいります。