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2025.11.25

麗澤大学経営学部 × ウム・ヴェルト株式会社 ~「道の駅かぞわたらせ」・「妙月庵」商品企画プロジェクトを実施し商品化を実現!~

麗澤大学経営学部の1年生が、埼玉県加須市に本社を構えるウム・ヴェルト株式会社のご協力のもと、地域活性と実践的な学びを目的とした商品企画プロジェクトに挑戦しました。

本プロジェクトは、ウム・ヴェルト株式会社が運営する「道の駅かぞわたらせ」と、お蕎麦処「妙月庵」の商品企画に学生が参加するもので、約3か月にわたり取り組みを実施。
実際の商品開発に携わる貴重な機会を通じて、学生たちは"活きた学び"を体験しました。

現地で学び、考え、形にする。実践的プロジェクトの流れ

プロジェクトスタート(7月)

経営学部の1年生を対象にプロジェクトを立ち上げ。
事前学習として、企業理念や地域資源、商品企画の基本について学習し、グループごとのアイデア創出に向けて準備を開始しました。

現地調査・商品試作(9月10日〜12日)

3日間にわたり、学生たちは加須市ウム・ヴェルト社、「道の駅かぞわたらせ」、お蕎麦処「妙月庵」を訪問。
「道の駅かぞわたらせ」の施設見学・運営方針のヒアリング
地元養豚場での見学を通じた原材料理解
「妙月庵」における蕎麦や料理の試食・分析
現地での学びを基に、商品案を具体化し、試作品の制作やマーケティング施策の検討を行いました。

最終プレゼンテーション(9月12日)

プロジェクトの集大成として、各グループがウム・ヴェルト社の重役の方々に向けて商品企画の最終提案を実施。
学生が企業の経営陣にプレゼンテーションをするという緊張感のある雰囲気の中、
慣れないながらも、どのグループも学生らしい力強いプレゼンテーションを見せてくれました。
現地の素材や施設の特性を活かしたアイデアに対し、企業からも高い評価と期待の声をいただきました。

学生の声:「大変だったけど、だから面白い。だから学びになる。」

参加学生からは、
「実際に企業と連携して学ぶ経験は初めてで、新鮮だった」
「アイデアを"商品"にする難しさと喜びを同時に学べた」
「自分の提案が現実に近づいていく過程がわくわくした」
といった声が多く寄せられました。

プロジェクトを通して、商品開発の過程を追体験するだけでなく、チームで課題に取り組む協働の力、地域の魅力を見つけて提案につなげる想像力、そして何より、消費者視点で考えるマーケティングの力を育む貴重な時間となりました。

地域×大学×企業の協働が育む"実践知"

本プロジェクトは、地域資源を活かした持続可能なビジネス創出をテーマに、大学・地域・企業が連携することで実現した取り組みです。
麗澤大学経営学部では、今後も「実社会で活きる学び」を重視し、学生が"やってみる"ことを通じて成長できるフィールドを提供してまいります。

学生たちが考えた商品企画

・グループ①:「加須ねぎ餃子」「梨のしずくジュレ」「うどんスナック」
・グループ②:「トマトそば」「そば粉のグリーンスムージー」「しゅわしゅわサイダー」
・グループ③:「すき焼きパン」
・グループ④:「ポークバターカレー」「日本そばのそばめしおにぎり」

商品化から販売まで

プレゼン後、ウム・ヴェルト社の中で検討をしていただき以下、3つの商品が商品化に向けて動き出すことになりました。
・「加須ねぎ餃子」
・「そば粉のグリーンスムージー」
・「しゅわしゅわサイダー」

これら3つの商品は本格的な商品開発に先立ち10月26日(日)に開催された「板倉町商工フェスタ」にて、試験的に販売されました。
当日はあいにくの天気となりましたが、多くの地元の方に学生が企画した商品を手に取り、喜んでいただくことができました。
試験販売で見えたお客様のリアクションや意見を基に調整と改良を重ねて本格的に商品開発に取り組んでいます。

実際に商品が完成し、販売開始となりましたらあらためて告知をさせていただきます。


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