お知らせ
米国レッドランズ大学より来訪
本学との留学提携校である米国レッドランズ大学で宗教学やヘブライ語を教える、ビル・ハントレー教授が14名の学生を引率して4月下旬から5月中旬にかけて来日しました。一行は、広島や京都・奈良・大阪などを観光した後、5月10日から2週間にわたって流山国際交流協会の会員宅でホームステイをしながら、同協会主催のさまざまな行事に参加。その間、5月11日、12日、19日に本学を訪問し、英語の授業や 英語を媒介にコンテンツを教える授業に参加したり、I-Loungeを利用したりして、本学学生との交流を深めました。
11日、ハントレー教授は「北米社会論A」で「宗教学から見たアメリカ社会」という演題で特別講義を行い、アメリカが20世紀に戦った戦争と福音伝道運動の関係についてユーモアを交えながらわかりやすく説明し、140名に及ぶ履修者に感銘を与えました。また、12日と19日に二度にわたって、日本の宗教史を英語で教える授業で合同授業を行い、日米双方の学生がそれぞれの宗教について、またドイツ人の履修者からはドイツの宗教についてプレゼンテーションを行いました。
一行は、このほかに山下教授のAdvanced Critical Readingやコミサロフ教授のゼミナールにも参加しました。
レッドランズ大学とは1984年に協定書を交わして以来交流が続いています。堀内教授が交換留学生として同大学への留学した際、お世話になったのがハントレー教授で、教授は1988年から1年間モラロジー研究所の客員研究員として廣池学園に滞在され、その間、外国語学部英語学科でも教鞭を執られました。帰国後もレッドランズ大学の授業の一環として何度か学生を引率して来日し、本学を訪れています。「おそらく今回が最後になるかな」と教授。確か3年前にも聞いた同じセリフ。聞けば御年82歳。まだまだお元気なご様子に一安心。次の機会を楽しみにしています。