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2017.05.29|最終更新日:2020.07.24|

米ノートルダム大学の御一行が本学を訪問しました。

5月19日(金)、米ノートルダム大学の御一行が本学を訪れ、本学の学生数名と一緒に授業に参加するなど、両校の交流が深まりました。ノートルダム大学は、ライス元米国国務長官を輩出するなど、アメリカ屈指の名門校として知られています。今回の来訪団を引率しているジェシカ・ウォーレン教授は、2013年度に本学外国語学部の客員研究員としてキャンパスに滞在した経験があり、当時から親交の深かった梅田徹外国語学部教授の計らいにより、昨年に引き続き、今回の訪問が実現したものです。

高本准教授のワークショップの様子

堀内教授の授業を受けるノートルダム大学の学生



当日は、外国語学部の高本香織准教授の「コミュニケーション論」や経済学部の堀内一史教授による「Japanese people and culture」といった英語で行われる授業に参加しました。特に堀内教授の授業では、稲盛和夫氏の著書を参考に日本のビジネスや日本の宗教について学びを深め、著者の「ビジネスを利益追求ではなく、自らの人間性を磨く場所」として捉える新しい観点に出会った参加学生からは、積極的に質問が提起されるなど、日本のビジネスや文化に対する理解が深める機会になったようでした。ジェシカ教授は「私の卒業したシカゴ大学ではビジネスは勉強するが、それをモラルや倫理と結び付けて考える授業は滅多にない」と感想を述べ、本学のモラロジーの考え方や、教育内容に興味を示していました。

梅田教授の講義に聴き入るノートルダム大学の学生

授業の後は廣池千九郎記念講堂に移動し、梅田教授による「モラロジー」や「エコノミズム批判」に関する講義が行われました。難解な内容でしたが、講義後には多くの質問が挙げられ、活発な議論が交わされました。
また、今回、本学からは外国語学部、国際交流・国際協力専攻4年の大垣直哉さん、同専攻2年の鈴木美菜さん、外国語学部、英語コミュニケーション専攻2年の岩澤昇汰さんがアテンドとして参加してくれました。数時間という短い滞在時間でしたが、日米双方の学生間での交流も図られ、お互いが大きな刺激を受けた様子でした。