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2016.02.19|最終更新日:2020.08.05|

【開催報告】外国語学部・黒須ゼミが「卒業研究・公開口頭発表会」を開催

1月30日(土)、外国語学部黒須ゼミの「卒業研究・公開口頭発表会」が行なわれました。 以下、ゼミ生の、英語・英米文化専攻3年(黒須ゼミCohort2015)の伊坂美紗さんからレポートをご紹介します。

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1月30日(土)に黒須ゼミCohort2014卒業研究・公開口頭発表会が行われました。今年で黒須ゼミは15周年を迎え、卒論発表会には麗澤大学の教職員をはじめ、4年生の保護者の方々、OB・OGの方々など多くのお客様にご参加頂きました。今回は、4年生11人が第1セッション「大学生のみる生きがい・働きがい」、第2セッション「家族のかたち・家族のオルタナティブ」、第3セッション「「反省的」に見る社会問題と学校教育」の3つのセッションにわかれて、発表と質疑応答が行われました。

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第1セッションでは、鈴木愛理さんのコスプレについて扱う論文では、自身が実際にコスプレをして、発表をするというスタイルで聴講者の関心を引き付けました。発表の中で「コスプレが大衆文化になることによるプライドが壁になる」ということが強く印象に残りました。実際に鈴木さんに発表を終えて感想をお伺いしたところ「プレゼンにはインパクトが必要であり、テーマがコスプレだったのでプレゼン中に自身のコスプレ姿を披露しました。皆様に興味をより持って頂けて良かったです。」と答えてくださいました。また、働くことを通じて充実したライフプランを考えるきっかけを得ることができました。

第2セッションでは、現代日本において、いかに家族が多様化しているか改めて気づかされました。ステップファミリーや国際結婚など一つの形にとらわれない様々な家族形態があり、それを私たちは受け入れていて、血縁関係だけではなく、家族が絆で結ばれていることを実感しました。

第3セッションでは、SNSやメディアの発達によって、生活が便利になる一方でいじめの深刻化やマスコミを信じ込み、誤った情報を正しいと認識してしまうこと等、社会をもう一度見直すべきであると考えさせられました。

質疑応答では、多くの来場者の方々が積極的に質問や発言をし、非常に盛り上がり、充実した発表会であったと感じました。

全体総評では、外国語学部の竹内拓史先生より「今回の発表会を通して、より具体的な意味で自由を考える良い機会になりました。」とお言葉をいただきました。

4年生の発表をしている姿は、皆キラキラと輝いていて、黒須ゼミは個性を発揮できる素晴らしい場所であると強く感じました。来年度の卒業発表会では、私たちも先輩方のように自分らしさを表現し、論理的な研究、発表ができるよう全力で頑張ります。これからもつながりを大切に、黒須ゼミ生として誇りを持ち、活動をしていきたいです。

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