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2018.07.06|最終更新日:2020.07.24|

労働法入門特別授業「“はたらくこと”について〜外の世界に一歩踏み出そう!」開催

 7月5日、梶田幸雄教授(外国語学部)の「労働法入門」の授業で、資生堂労働組合副委員長の柚木純氏に「“はたらくこと”について一緒に考えよう〜外の世界に一歩踏み出そう!」をテーマに特別授業を行っていただきました。

 就職を控えた学生たちは、今、働くことについて人間関係がうまくいくか、ブラック企業を見分けられるかなど、少なからずの不安を抱えています。この不安を和らげ、働くことへの期待感が増し、意欲向上のきっかけになればと、柚木氏自身の就職活動時の思いなどを伝えながら、学生たちが発想を広げられるような様々な観点からお話をいただきました。

 柚木氏は、「学生時代のいろいろな体験、いろいろな人との関わり、また、我を忘れて一つのことに没頭して発信することを通じて、自分の可能性の幅を広げ、現時点でのやりたいことを見つけてほしい」、「海外の若者をライバルに世界を相手に働き、世界に貢献する働き方もあるし、地域に根ざして、地域の人を笑顔にするような働き方もある」、「誰かのためになることは、”自分の好きを突き詰めること”から生まれる」と、自らの体験も含め、具体的な働き方を示しながら講義を進めました。

 最後に柚木氏は、「小さなことでもいいので、心地の良い空間から出て、外の世界に一歩踏み出そう!」というメッセージを送りました。

 学生たちからは、「普段の授業では聞けない貴重な社会の話を聞けて、いい経験になった」「働くのは“生活のために嫌々“というイメージしかなかったが、気持ちが救われて考える機会になった。」「外の世界に踏み出すことを後回しにしていたことを指摘された気がしてハッとした。今のうちに少しでも挑戦していきたい。」というような声があがっていました。

 梶田教授は、「自分が何をしたいか、5年後、10年後、20年後の自分がどのようになっていたいかを意識し、“働くということ”へ意識を強くもってください。自分を信じて夢を叶えてください」と締めくくりました。