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2019.07.30|最終更新日:2020.08.25|

【開催報告】2019年度柏商工会議所インターンシップ「工業祭で自由研究」を開催

 2019年7月27日(土)・28日(日)、柏まつり・柏市工業祭において本学経済学部の学生たちによる、柏商工会議所インターンシップ「自由研究の夏休み〜工業祭でワークショップ〜」を開催しました。

 
2013年に柏商工会議所と本学では包括的連携協定を締結し、様々なプロジェクトを協働で遂行してきました。昨年度までは柏市の製造業の魅力発信を目的としたPR冊子を作成し、柏祭りにて配布するプロジェクトを行ってきましたが、今年度は柏市内のモノづくり企業と本学経済学部の学生が協力し、子どもたちが楽しくモノづくりを学べるワークショップ(数量限定)を企画運営しました。

 ワークショップでは、子どもたちが自由研究をテーマにバネの加工技術や印刷技術を体験。具体的には、実際に自分で巻いたバネを使った「ゆらゆらメッセージカード」、印刷の4色(シアン、マゼンダ、イエロー、黒)を分解した透明フィルムを重ね合わせて元のフルカラーを再現する「飛び出すメッセージカード」の2つを作成しました。

 
学生たちは柏のモノづくり企業2社を取材し、ワークショップで作る商品を提案するところから開始して、当日のワークショップの運営までを行いました。工業祭を終えて、学生たちは一段と成長したようです(以下の感想を参照ください)。

(ワークショップの企画担当)今回「小学生の自由研究」をテーマとした企画でした。自分にとっては遠い昔の記憶で最初は大丈夫かなと不安に感じることもありました。しかし、社長様をはじめとした従業員の方々から生の声でお話を聞くことができ、今回のワークショップを通してその技術を多くの人に伝えたい気持ちが強くなりました。ご協力いただいた企業・柏商工会議所の方々に感謝申し上げます。

(PR冊子作成担当)現在、日常生活において様々なモノが当たり前にあると感じてしまっている方がほとんどだと思います。実際、私もこの企画に携わるまではそう思っていました。ですが、今回色々な企業を訪問し、1つのモノを作る背景にはたくさんの企業の支えがあり、その支えがなくては1つのモノは完成しないということやものづくりの難しさを実感しました。また、製品・技術一つ一つに多くのこだわりがあり、それらが私たちの生活を支えていると知ることが出来ました。

印刷のCMYKについて学びます。

バネ巻を実際に体験し、弾力が出る秘密に迫ります。

<プロジェクト監修> 吉田健一郎(麗澤大学経済学部准教授)