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2019.12.12|最終更新日:2020.07.27|

【実施報告】経済学部「経営戦略論B」で株式会社アイリッジ取締役の渡辺智也氏による特別講義を実施

本学経済学部3、4年次配当科目「経営戦略論B」(担当教員:横田理宇 助教)では、2019年12月10日(火)に株式会社アイリッジ取締役の渡辺智也氏をお招きして特別講義を実施致しました。

渡辺氏はECの楽天株式会社やOMOの株式会社アイリッジといった業界をリードする企業で創業期から活躍しており、今回は、「自分でビジネスを作るうえでのフレームワークや考え方」と「IT業界におけるビジネスモデルの変遷」の2つのテーマについてお話を頂きました。

前半の「自分でビジネスを作るうえでのフレームワーク」では、新しいうどん屋さんの出店を事例として、グループワークを交えながらご説明頂きました。ビジネスを始める上で最も大切なのは、コンセプトを固めることであり、まずは既存の製品やサービスを調査・観察し、要素分解することで本質を掴み、そこに10%のアレンジを加えることで差別化を図る。そして、プロトタイプを作り、周囲からのフィードバックを得て製品・サービスを修正していくことが重要とのことでした。

後半の「IT業界におけるビジネスモデルの変遷」では、テクノロジーの進化によるサービスの進化と業界のプレイヤーの交代の様相についてとてもわかりやすくお話し頂きました。現代の企業経営において企業の生き残りのためにはイノベーションが不可欠であり、経営戦略を考える上でもその重要性は特に高まっています。変化が激しくイノベーションの発生頻度が高いIT業界の事例からは非常に多くの示唆がありました。

今回の特別講義には約90名の学生が参加しましたが、中には将来起業を考えている学生もおり、大変有意義な時間となりました。

株式会社アイリッジ(東証マザーズ・3917)のホームページでも本特別講義の様子をご報告いただきましたので、

こちらからご確認ください。

講義の様子①

講義の様子②

グループワーク中