お知らせ

国際交流・留学
2026.02.17

【実施報告】外国語学部の学生7名が、台湾でフィールドワークを実施

 2026年2月6日から11日までの5泊6日の日程で、外国語学部3年次生7名(英語コミュニケーション専攻4名、中国語グローバルコミュニケーション専攻3名)が台湾においてフィールドワークを実施しました。本研修は、①日台関係(日本統治時代の史跡)、②台湾の民主化運動の歩み、③企業訪問(エバーグループ傘下の財団法人張榮發基金会)を主なテーマとして行いました。

 日台関係に関する学習では、中華民国総統府(旧台湾総督府)、臺灣博物館(旧台湾総督府博物館)、台北市忠烈祠(旧護国神社)など、日本統治時代に関連する史跡を見学しました。現地での説明を通して、建設の経緯や戦時中の被害、戦後の修復の歴史について理解を深めることができました。

 また、九份と同地域に位置する金瓜石を訪問し、採掘現場や鉱脈に関する地層展示の見学、砂金採り体験を行いました。さらに、大型の金塊の展示見学を通して、台湾の金鉱業の発展過程や当時の労働環境について具体的に学ぶことができました。

 台湾の民主化運動の歩みについては、台湾国家人権博物館を訪問しました。園内では、戒厳令下における政治的弾圧の歴史や、当時使用されていた軍事法廷、拘留施設の展示を見学しました。実際の施設や史料に触れることで、民主化運動を推進した人々がおかれていた厳しい状況を具体的に理解するとともに、台湾社会が現在の自由と民主主義に至るまでの過程について、より深い学びを得ることができました。現地での見学は、人権や自由の重要性について主体的に考える契機となりました。

 企業訪問では、張榮發基金会を訪問しました。同基金会は、長榮海運やエバー航空などを擁するエバーグループの創立者である張榮發氏によって設立された財団法人です。訪問時には張榮發総裁逝去10周年特別展示会が開催されており、担当者より張榮發氏の経営理念、基金会設立の背景、ならびに社会貢献活動の取り組みについて説明を受けました。学生は積極的に質疑応答を行い、国際的な企業活動と社会貢献の関係について理解を深めました。また、張氏は、平成26年に本校より名誉博士号(経営学)を授与し、本校とのゆかりについての紹介もあり、学生にとって国際社会における企業の役割を考える上で非常に有意義な学習機会となりました。

 本フィールドワークは、1年間の授業内容を現地で実践的に学ぶ機会となり、日本統治時代の歴史、台湾の民主化の歩み、そして企業の社会的役割について総合的に理解を深める、極めて有意義な研修となりました。

  • 画像1.jpg中華民国総統府①
  • 画像2.jpg中華民国総統府②

画像4.jpg
張榮發基金会①

  • 画像3.jpg張榮發基金会②
  • 画像5.jpg台湾国家人権博物館①
  • 画像6.jpg台湾国家人権博物館②
  • 画像7.jpg二二八記念館

※本活動は「フォルモサグッドウィル基金」のご支援をいただき実施いたしました