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2025.01.30

【学生の活躍】食と環境プロジェクト(北海道農業視察)

 自主企画ゼミナール※「食と環境プロジェクト」は、2024年春に大学内に畑を設置し学内での食育と農業を通じた環境啓蒙活動に取り組んでいます。11月に北海道を訪れた際の活動報告書が届きましたので、ご紹介いたします。

※自主企画ゼミナールとは、学生が学びたいテーマを見つけ、 学生が自ら指導を受ける教員を選び、 何をどのように学習していくかについて 該当教員の助言を受けながら決定し、 学習計画を立て、 その計画に従って進めていくゼミナール制度です。

 「食と環境プロジェクト」では、14種類の野菜(トマト、きゅうり、いんげん、バジル、チンゲン菜等)を化学肥料を使わない学内の畑で育てています。11月21日~11月24日にかけて野菜作りのノウハウ等を学びに札幌を訪れました。

 まず、特別講義等でお世話になっている北海道農業専門学校へ訪問し、朝4時の搾乳作業から生乳が出荷されるまでの様子を見学させていただき、乳牛を育てる大変さや乳牛に食べさせている餌についても教えていただきました。また、野菜を育てているビニールハウスでは、間引きの大切さや土の中の水分量の保ち方等の作物を育てていくうえでのノウハウや注意点を教えていただきました。

 私達は、畑を使用した実践的農業を通して大学内での食育と農業を通じた環境啓蒙活動を行うことを目的としているため、札幌市における環境活動の拠点施設である「札幌市環境プラザ」にも立ち寄り環境問題についても学びました。

 札幌市内で開催されていたイベントにも参加し、NPO法人八剣山エコケータリング代表のビアンカ・フュルストさんに環境問題や私達の活動に関するインタビューを実施することができました。

 今回の視察を通して、畑づくりや環境啓蒙活動への沢山の助言や方法を学ぶことができました。このような機会をくださった北海道農業専門学校の山口先生、環境プラザやNPO法人八剣山のビアンカ・フュルストさん、日頃から指導いただいている松島正明先生には大変感謝しております。

 皆様から教えていただいた環境問題に配慮して育てた野菜を、この冬に無事に収穫することができました。自分達が育てた野菜ができた時の喜びは格別で、とても美味しく感じました。今回の視察で得た経験と知識は、今後の活動に活かしていきます。 


①牛舎での写真.jpeg

③ビニールハウス.jpeg

牛舎の様子                                ビニールハウス

②環境プラザ.jpeg

④ビアンカ.jpeg

札幌市環境プラザ                             ビアンカさんへインタビューの様子            

文責・活動メンバー:国際学部 橋本 朋樹(代表・4年) 、西出 幸生(3年)、高原 響(3年)、井原 直毅(3年)、矢口 拓弥(1年)


※本活動は「麗澤大学後援会自主活動支援」として活動を支援致しました。