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学生生活
2014.01.10|最終更新日:2020.07.31|

外国語学部4年生が学生懸賞論文「宮本賞」で優秀賞受賞


 中国語専攻4年の長谷川玲奈さんが日中関係学会主催の学生懸賞論文「宮本賞」に応募、優秀賞を受賞しました。
日本国内の中国人留学生や中国の大学の学生、大学院生からも応募があったなかで、最優秀賞に次ぐ賞の獲得でした。

 論文タイトルは「中国人富裕層をターゲットとするメディカルツーリズムの可能性~亀田総合病院の事例研究を中心に~」。
日本政府も成長戦略の一環と位置付けているメディカルツーリズム。そのなかでも中国人富裕層をターゲットにした取り組みについて,、医療法人鉄蕉会亀田総合病院の事例研究を中心にまとめたものです。

中国とのビジネスに興味を持ち、卒業論文も同分野での執筆を考えて大学図書館で調査を進めていたときに、メディカルツーリズム関連の資料のなかに亀田総合病院に記載を見つけたそうです。
「幼い頃からお世話になり身近な存在だった病院で、現在研究しようとしている分野の先駆者とも聴いていたのですが、資料の中にその名前を見つけて、"本当だったんだ"、もっと詳しく調べたい、という気持ちを強くし、論文を書くことにしました。」

意欲は高まったものの、論文を書くのが初めてだったという長谷川さん。
「どのような構成で書き進めていけばよいかわからず、自分なりの作品に仕上げては、ゼミ担任の梶田先生に相談しました。先生はその都度分かりやすく指導してくださいました。論文を書き上げることができたのも梶田先生のおかげです。」

 長谷川さんは、卒業後、中国語圏にも海外支店を持つ、地元の大手地銀への就職が決まっており、「日本、特に千葉県と中国を繋ぐような仕事がしたい」という夢に向かって着実に歩みを進めているようでした。