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2020.04.30|最終更新日:2020.07.31|

多田舜保名誉教授が瑞宝小綬章を受章されました

令和2年4月29日、令和2年春の叙勲の発表があり、このたび本学の多田舜保名誉教授が瑞宝小綬章を受章されました。

多田名誉教授は、昭和354月より廣池学園職員として勤務し、同404月より麗澤大学外国語学部助手に就任し、37年間の長きにわたり専任教員として勤務。在職中には外国語学部において、授業科目として一般教育科目や教養ゼミ等を担当して、学部生の教育に努められ、その後も5年間、非常勤講師として尽力されました。

この間、昭和604月に設置された学生相談室の初代学生相談室長として同613月まで務め、その後、平成23月までは学生相談室カウンセラーを兼務し、計8年間、学生相談機関の運営に携わりました。
さらに、昭和614月から同633月までは麗澤大学学生課長を務め、昭和634月から平成63月まで麗澤大学学生部長を兼務し、計9年間、学生の生活指導、課外活動を通じて人間形成教育の面でも第一線で尽力されました。

一方、研究者としては化学・化学史がご専門で、研究分野は広範、多岐にわたっています。
多田名誉教授は、昭和62年から平成21年まで、『公務員試験合格科目別シリーズ3 自然科学のすべて』(公務員試験協会)の発行に共著者として長年携わりつつ、研究分野の調査・研究成果を麗澤大学の大学紀要等に多く発表されています。多田名誉教授の研究内容は、いずれも日本化学会もしくは日本科学史学会の年次大会で口頭発表を行っており、関係学界等において注目されました。

多田名誉教授は本学において、研究活動によって広げ深められた知見を活用して学生たちの教育ならびに研究指導の充実・深化に力を注ぐなど、その功績は極めて大きいものです。
これまでの教育研究活動が認められ受章されたこと、心よりお祝いを申し上げます。