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教育・研究
2020.09.03|最終更新日:2020.09.04|

【出版のご案内】本学 外国語学部 松田徹教授が、科学出版社東京より『故宮陶磁物語―絢爛たる美の歴史』を翻訳出版いたしました。

本学外国語学部の松田徹教授が科学出版社東京より、『故宮陶磁物語―絢爛たる美の歴史』を翻訳出版いたしました。

本書は、秦偉『瓷器的故事』(故宮出版社、2013年4月)の全訳本となり、同出版社より故宮所蔵の玉器や絵画をテーマとして刊行されたシリーズ中の一冊にあたります。中でも本書は、図版を軸とし、主に故宮(北京および台北の故宮博物院)の陶磁器に関するエピソードを取り上げています。

各ページをめくると、器物の全体のみならず、底部や一部を拡大した鮮明なカラー写真が多数掲載されており、実際の展示物を博物館や美術館内で、間近に見るような迫力が感じられます。実際に故宮に赴く前、あるいは訪問後に本書を手に取り、生の陶磁器の美しさに想いを馳せてもよいのではないでしょうか。

松田先生.jpg『故宮陶磁物語――絢爛たる美の歴史』

出版社:科学出版社東京株式会社

発売日:2020年8月29日

原著 :《瓷器的故事》(故宮出版社、2013年4月)

原著者:秦偉

翻訳 :松田徹




松田 徹 麗澤大学 外国語学部教授
昭和32 年(1957 年)生まれ。立命館大学文学部史学科卒業、同大学院文学研究科史学専攻東洋史専修博士前期課程修了。現在、麗澤大学外国語学部教授。
著書に『現代中国の軌跡――史料と演習』(共著、金星堂、2007 年)、『そのまま使えるはじめての中国語旅行会話』(ナツメ社、2003 年)、訳書に『毛沢東、周恩来と溥儀』(王慶祥原著、科学出版社東京、2017 年)がある。