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教育・研究
2024.07.02|最終更新日:2024.09.05|

【開催報告】外国語学部ホスピタリティ科目「Advanced Hospitality Studies Ⅰ」 全日本空輸株式会社現役客室乗務員による特別講義

 2024年6月17日(月)、株式会社ANA総合研究所の山崎紀子先生がご担当される「Advanced Hospitality Studies Ⅰ」(英語コミュニケーション専攻、英語・リベラルアーツ専攻 2年次生対象科目)にて、受講生を対象とした特別講義が開かれました。全日本空輸株式会社(以下ANA)より客室乗務員の高山華澄様をお迎えし、業務内容について、ご講義いただきました。

 高山様には、クルー同士の顔合わせであるブリーフィングから目的地着陸まで、1便を通した客室乗務員の動きや、クルーがお互いの個性を尊重し、補い合いながら、お客様の多様なニーズに応えているANA流のホスピタリティを細やかにご説明いただきました。
 また、約2年間休職し、配偶者の留学に帯同されたご経験から、海外での生活や英語の学習方法についてもお話いただき、学生たちは興味深く聞いている様子でした。

 講義内では、約1時間もの間、学生より寄せられた質問にお答えいただきました。「客室乗務員をしていてやりがいを感じた瞬間を教えてください」「英語を用いたコミュニケーションの中で気を付けていることはありますか?」「ホスピタリティを発揮する中で、大切にしていることはありますか?」など様々な質問がありました。現役の客室乗務員と接する貴重な機会に、学生からの質問は尽きず、高山様は講義後も質疑応答にお付き合いくださりました。

「客室乗務員と聞くと、皆さんは、私なんてと考えてしまうかなと思います。しかし私は、好きという思い、興味を幅広く活かせる仕事だと思っております。少しでも興味がある方がいらっしゃたら是非目指してほしいです。」とのメッセージをいただき、本講義は終了いたしました。


 最後に、このような素晴らしい機会を設けてくださった高山様に心より感謝申し上げます。

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受講生の感想

・客室乗務員を目指しております。諦めていたところもありましたが、最後の高山様のメッセージを聞いて、もう一度頑張ろうという気持ちなりました。もう少し気楽に目指してみようかなと思えました。

・今回現役の客室乗務員の方のお話を聞いて、改めて客室乗務員いいなと思いました。業務の具体的なお話もあれば、ホスピタリティに関わるお話もされていて、就職活動への実感が湧きました。