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教育・研究
2024.12.03

【開催報告】ハイアット リージェンシー 箱根 リゾート&スパ総支配人と人事部マネージャーによる特別講義

 2024年12月2日(月)、外国語学部英語2専攻の人気科目の1つであるAdvanced Hospitality Studies II(担当:ANA総研 山崎紀子講師、コーディネイター 田中俊弘教授)で、毎年恒例となっているホテルの現場に関する特別講義を開催しました。そして今年も、ハイアット リージェンシー 箱根 リゾート&スパの総支配人である岸琢也氏と同人事部マネージャーの勝俣圭介氏を講師としてお招きした授業に、受講学生は熱心に聴き入り、授業最後の限られた時間にはたくさんの質問やコメントが出されました。

 アメリカ合衆国シカゴに拠点を置くハイアットグループが日本に進出した後、我が国に展開する同社最初のリゾート型ホテルとして開業したのがこの箱根の施設だとのお話で、ハイアットグループは、一軒一軒を丁寧に企画しながら、数を多く建てるのではなく「第二の我が家」となるホテルを丁寧に作り上げているとの説明が印象的でした。結果として、ハイアットはホテル軒数こそ決して多くはないけれど、顧客のリピート率では他を凌駕しているとの説明にホテル毎の目指すところやアイデンティティの違いなどを感じた学生は多かった筈です。

 両氏は、昨年の特別講義でお話しされたホテルのブランディングというテーマにも触れつつ、今回はキャリアとしてのホテル業界という観点を中心に、海外や他業種での経験も含めてご自身のキャリアパスを紹介しながら、「本気で願ったことは叶う」「そう思えばそう(SOS)」をキーワードに、学生の背中を押す講義をしてくださりました。どの業界を目指すかに拘らず、学生たちにとっては今後のキャリアを考える上での励みになったに違いありません。

 講義後には、複数の学生がホテル業界での就職活動に関すること、人前で話をするときに心掛けていることなど質問しました。両氏は、それぞれのご経験を踏まえ、一つひとつ丁寧にお答えくださりました。

ご多用の中、素晴らしい講義を下さった岸様、勝俣様に厚くお礼申し上げます。

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