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教育・研究
2025.01.19|最終更新日:2025.01.20|

【開催報告】COIL × PBL × デジタル〜SDGsデジタル英語絵本の読み聞かせプロジェクト〜

 外国語学部英語コミュニケーション専攻では、2021年よりCOIL(Collaborative Online International Learning:オンライン国際協働学習)型授業を導入し、学生たちの国際的な学びを促進してきました。今年度はさらに、PBL(Project-Based Learning:プロジェクト型・課題解決型学習)の要素を加え、より実践的な形で授業を実施しました。

 2024年11月から12月にかけて計4回行われたZoom授業で、学生たちはマレーシアのサンウェイ大学の学生たちと協力し、「貧困」「ジェンダー」「フードロス」などSDGsに関連する絵本を作成しました。イラストは生成系AIであるChatGPTを活用して制作しましたが、キャラクターデザインを統一することに苦労し、最後まで試行錯誤を繰り返しました。

 そして2025年1月16日、完成したデジタル絵本を持参し、麗澤幼稚園に読み聞かせに行きました。かわいらしい園児たちに囲まれながら、自分たちで制作したSDGsのストーリーを英語で発表。園児たちにとっては英語で学ぶSDGsは難しい内容でしたが、学生たちが日本語で丁寧に説明を加えながら進行したことで、園児たちも楽しみながら理解を深めることができました。

 このプロジェクトは、学生たちの異文化コミュニケーション能力、英語力、創造力、リーダーシップ、国際的な協働スキル、生成系AIやデジタルツールのリテラシーを育成することを目的として実施されました。今回はさらに幼稚園での読み聞かせを通じて、英語を学ぶ楽しさや持続可能な社会の重要性を子どもたちと共有する貴重な経験を得ることができました。このプロジェクトを通して、学生たちは英語を学ぶ意義について改めて考える機会を得たのではないでしょうか。
 
 お忙しい中、学生たちを温かく受け入れてくださった麗澤幼稚園の皆様に心より感謝申し上げます。

サンウェイ大学とのCOIL型学習の詳細についてはデジタルコミュニケーション研究センターのHPをご覧ください:https://sites.google.com/reitaku-u.ac.jp/cdcr/home
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