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教育・研究
2025.02.13

【学生の活躍】経営学部新井ゼミが企業連携での成果報告を行いました

 経営学部の新井ゼミナールでは実践的なデータサイエンス力を身につけるための一環として、企業と連携し実際に業務で用いられているデータの分析を行っています。今年度は株式会社Goldilocksと連携しており、128日に川路CEOらに最終報告を行いました。

 連携先の企業である株式会社Goldilocksは「半径100mの人と人をつなぐ」をミッションとしている会社です。例えば企業での人間関係を考えた場合、同じ部署内だけでなく、異なる部署にも仕事の相談をできる人がいれば、より効率よく仕事を進められることが多いです。しかし、このような人間関係を自然と構築することは容易ではありません。

 そこでGoldilocks社は、企業内での部署を越えた人間関係の構築をサポートするために、気の合いそうな人をレコメンドするシステムや実際に会うためのイベント企画と運営を行っています。

 新井ゼミナールではGoldilocks社からデータの提供を受け、複雑系ネットワークの分析手法を用いることで、まずは現状の人間関係の可視化を行い、イベント後にどのような人間関係の変化が見られたかを分析しています。

 また可視化による定性的な評価だけでなく、媒介中心性や近接中心性などのネットワークにおける特徴量を計算することで定量的な評価も行い、有益な議論をすることができました。

 来年度以降も連携を続けていく予定です。

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報告会の様子