新井 優太
新井 優太 (ARAI, yuta)
職名
准教授
学部
経営学部
学科
経営学科
専門分野

・データサイエンス
・ネットワーク科学

学歴

・新潟大学大学院自然科学研究科数理物質科学専攻博士後期課程 修了
・新潟大学大学院自然科学研究科数理物質科学専攻博士前期課程 修了
・新潟大学理学部 卒業

取得学位

・博士(理学) (新潟大学)

主要経歴

・株式会社リクルートSUUMOリサーチセンター 研究員
・日本学術振興会特別研究員

著書

・不動産鑑定評価の課題と展望(16章ビッグデータを用いた不動産価格推計) 共著 住宅新報出版 (2022.04.19)
・スポーツデータサイエンス (9章サッカーにおける集団プレーの抽出とその指標化に向けて、10章サッカーにおける得点化傾向の時間依存性) 共著 朝倉書店 (2022.4.05)
・不動産テック(不動産分析市場におけるGISの活用)分担執筆(共著) 朝倉書店
・不動産政策研究各論Ⅱ(取引価格・鑑定価格データを用いた不動産価格指数の推計)分担執筆(共著) 東洋経済

学術論文

・居住地選好アンケートデータを用いた住みたい街の圏域抽出 (2020.3)
・Interdependencies and Causalities in Coupled Financial Networks 共著 Public Library of Science (2016.3)
・ランダム行列理論と複素主成分分析:株式市場における相関構造への応用 単著 新潟大学 (2015.3)

その他

・SUUMOユーザーが抱える課題・不満と解消に向けた取り組み,映像情報メディア学会誌 共著 映像情報メディア学会 (2020.09)
・サッカーにおける集団プレイの検出とその指標化に向けて,人工知能学会誌 共著 人工知能学会 (2019.07)
・Dynamic Stock Correlation Network,Procedia Computer Science 共著 KES-IDT (2015.08)

先生をもっと知りたい

教員プロフィール

現在はデータサイエンスを専門にしていますが、学部では物理の勉強をしていました。研究室配属では、「経済物理学」(よかったら調べてみてください)という分野の研究室を選択し、そのまま博士の学位を取得しました。その後民間企業にて、機械学習を用いた予測モデルの開発など、データサイエンス的な業務に携わっていました。その経験を通じて、「データサイエンスを実社会で活かすには、数学やプログラミング以外にも大事なことがある」という事を実感しました。そういった話も、学生の皆さんに伝えられればと思っています。

教職員への一問一答

好きな言葉(座右の銘)を教えてください。
「10年後にはきっと、せめて10年でいいからもどってやり直したいと思っているのだろう。今やり直せよ。未来を。10年後か、20年後か、50年後からもどってきたんだよ今。」
ネットで見かけた言葉なので出典は不明です。似たような意味のものは他にもありますが、学生時代にダラダラとネットを見ていた自分には、響くものがありました。未来から戻ったわけではないので、何をするのがベストかはわかりませんが、目の前のことに全力を尽くすよう心がけています。
休日の過ごし方や趣味を教えてください。
子どもを連れて散歩したり、料理を作ったりしています。料理上手なわけではありませんが、理科の実験みたいで楽しいです。これまでで一番の力作は、スープも麺も手作りした、化学調味料不使用のラーメンです。
動物園や水族館も好きなので、昔は年間パスポートを買ってよく行ってました。コロナ禍で最近は行けないのが残念です。
1週間の休みと100万円が自由に使えたら、どこで、何をしますか?
新婚旅行で行ったハワイのハレクラニが素敵だったので、今度は子どもも連れていきたいです。
過去の1日で、「もう1度やり直せる日」があるとしたら、それはいつで、どうしたいですか?
日々失敗だらけなので、たくさんありそうで、なかなか思い浮かびません。
大学4年間で「学生に訪れてほしい場所」はどこですか?その理由も教えてください。
別に遠くまで出かけなくても、いつもよりちょっと遠回りして通学するとか、いつもと違う道を通るのもおすすめです。身近なところにもいろいろな発見があって楽しいですよ。
大学4年間で「学生に読んでほしい本」は何ですか?その理由も教えてください。
数学に苦手意識を持っている方も多いと思いますが、「フェルマーの最終定理」(著者:サイモン・シン)をお勧めします。フェルマーの最終定理自体は有名なので、ご存じの方も多いかもしれません。「3以上の自然数nについて、x^n+y^n=z^nとなる自然数の組(x,y,z)は存在しない」という、一見簡単に証明できそうなこの命題が証明されるまで3世紀以上の時間がかかりました。
この超難問はどのようにして解かれたのか?3世紀に及ぶ数学者たちの苦闘を描いたノンフィクションです。数学の詳しい知識がなくても楽しめます。読み終わるころには、数学を勉強したくなります。