お知らせ
【開催報告】自主企画ゼミ「アフリカを学ぶ、アフリカから学ぶ」TICAD 9サイドイベントAfriCampus 2025に向けた企画発表会を実施
2025年7月16日(水)、自主企画ゼミナール「アフリカを学ぶ、アフリカから学ぶ」(担当教員:国際学部・佐藤裕視講師)に所属する学生たちが、今学期の研究成果と「AfriCampus 2025」への出場に向けた企画発表会を実施しました。
「AfriCampus 2025」は、2025年8月24日(日)にJICA横浜にて開催されるTICAD 9(第9回アフリカ開発会議)サイドイベント「Young Africa Connect 2025」の一環として開催を予定しています。全国の大学のゼミナールやサークル、ユース団体が一堂に会する学部生主体の学術交流イベントです。AfriCampusはアフリカに関心を持つ若者たちが交流を深め、お互いの学びや関心を共有する"つながる"、日本とアフリカ大陸と"つながる" 、日・アフリカの若者世代を中心に未来に"つながる"、3つの「Connect(つながる)」を目的としています。当日はポスターセッションに加え、アフリカ大陸出身のユースとのラウンドテーブルを通じた対話も予定されています。
発表会には、AfriCampus 2025に出場予定の麗澤大学の3チームに加え、麗澤中学・高等学校SDGs研究会からも有志3名が参加し、それぞれの活動を発表しました。
麗澤大学アフリカゼミのアート班は「アフリカの仮面」をテーマに、仮面が持つ意味や文化的背景について調査した成果を紹介しました。教育班は、アフリカの水問題や貧困を題材とした絵本などを取り上げ、イベント当日に実施予定の「絵本の読み聞かせ」企画について報告しました。歴史・文化班は、アフリカ料理の魅力を伝える活動の一環として、アフリカ料理店の食べ歩きマップの展示や、イベント当日に行う料理販売の計画について発表しました。
また、麗澤中学・高等学校SDGs研究会(顧問:瀧村尚也教諭)の3名は、これまでの活動紹介と新たな企画提案の2部構成での発表を行いました。前半では、フェアトレードコーヒー提供などSDGsをテーマとした過去の取り組みを紹介。後半では、アフリカンテキスタイルを活用した民間企業と協働し、高校生の視点で再構成した新企画「I am Special」を提案しました。規格外の衣類(いわゆる"B品")を活用したポップアップイベントの企画を通じて、「不完全に見えるものも、見方を変えれば世界に一つだけの特別な商品なんだ」という想いが込められた提案を紹介しました。
発表後には、大学や高校の教員からの講評があり、各チームは今後の本番に向けてさらなる改善点や工夫のヒントを得ることができました。
麗澤大学では自主企画ゼミナールを活用しながら今後も高大連携を深める学生たちの活躍を積極的に支援して行きます。