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教育・研究
2025.08.21|最終更新日:2025.08.22|

【開催案内】「Young Africa Connect 2025」8/24(日)にJICA横浜で開催!

本学国際学部教員の佐藤裕視先生が実行副委員長を務める「Young Africa Connect 2025」という無料イベントを8/24(日)にJICA横浜で開催します。
麗澤大学は本イベントの協力並びに,学生の出場を支援しています。

日本政府が主導し、国連などと連携して開催される第9回アフリカ開発会議(TICAD9)が8/20(水)から22(金)にかけて横浜で開催されています。
「Young Africa Connect 2025」は、このTICAD9に合わせて行われる公式関連イベントで、アフリカ関係の著名人・有識者を招いたトークセッションや、現地デザイナーの衣装を使用したファッションショー、展示、バザーやワークショップ、複数の大学が参加するポスターセッション・ラウンドテーブルなど複数の企画(AfriCampus 2025)で構成されています。

公式サイト
https://www.stagebank.jp/yac2025

プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000128141.html

【概要】
日時:8月24日(日)9:30-18:00
会場:JICA横浜(最寄り:桜木町駅・馬車道駅)
参加費:無料
主催:Young Africa Connect実行委員会
認定:TICAD9公式パートナー事業
協力:JICA横浜、東海大学国際学部、麗澤大学、株式会社ステージバンク、一般社団法人Africa Asia Youth Nest、一般社団法人在日アフリカ人ネットワークADNJ、宇都宮大学国際学部附属多文化公共圏センター国際平和と人権人道法研究会、神奈川大学、東洋学園大学、創価大学、学習院大学、東京外国語大学

【企画】
佐藤先生は全国津々浦々から集う大学生・高校生が出場するAfriCampus 2025の統括をしながら当日モデレーターとして登壇します。
また本学大生は①アート②教育③歴史・文化という三つの側面からアフリカに関する研究発表を行います。
なお,本学学生による取り組みは以下のとおりです。

①アート班:アフリカンマスク(仮面)の役割と模型の展示
②教育班:アフリカ絵本3冊の読み聞かせ,手遊び,簡易ゲームの披露
③歴史・文化班:スーダン産ビサップ・ジュース(ハイビスカス・ティー)の茶葉の販売

またメインステージでは各界の第一線で活躍する方々が登壇します。
以下は、代表的なメインステージのプレゼンターです。

【Talk Session 01】
アフリカのスタートアップ投資の今
10:30-11:00
ナイジェリア在住10年、これまでアフリカ各国のスタートアップに累計120億円を投資してきた品田諭志さんに、現地のマーケットの可能性と課題、スタートアップやVC・PE投資の潮流、直近の現地企業やVCの動きについて聞きます。

■品田 諭志(トークゲスト)
General Partner, Kepple Africa Ventures
高校卒業と同時にアフリカの旅を開始し、リンガラ語を学びながらコンゴ河を下る。アフリカ約40カ国を訪問。双日株式会社にて、ナイジェリアに4年半駐在し、インフラおよびエネルギー事業の開発と投資を行う。サブサハラアフリカ初の海水淡水化事業の開発・投融資(140億円)をリードし、同事業のオペレーションを立ち上げた。2017年渡米後、Harvardネットワークを生かしたナイジェリアのスタートアップ支援を開始し、ナイジェリアの現地VCファンドSingularity Investmentsにて投資業務を行った。2019年、アフリカ現地スタートアップに投資するベンチャーキャピタルKepple Africa Venturesに参画。東京大学農学部卒業、ハーバード大学経営大学院(Harvard Business School)にてMBA取得。

【Talk Session 02】
アフリカのエンタメ産業の今
11:00-11:30
ケニア・ナイジェリアのVCに勤務した後、現地の人気YouTuberのマネージャーも務め、現地のエンタメ産業と強いパイプを持つ成田葵さん。「ノリウッド」「アフロビーツ」等、世界を席巻するナイジェリアの映画・音楽産業の今を聞きます。

■成田 葵(トークゲスト)
セガサミーホールディングス株式会社
大学院在学時にケニアのスタートアップでのインターンを経て、アクセンチュア株式会社に入社。その後ナイジェリアに移住し、アフリカのスタートアップ投資を行うベンチャーキャピタルKepple Africa Venturesに勤務や現地のクリエイターの支援に携わる。現在はセガサミーホールディングス株式会社の投資マネジメント部において、グローバルでのエンタメ領域の投資に従事。ナイジェリア・アフリカの音楽・映画・ゲーム業界に精通。慶應義塾大学法学部卒、同大学院法学研究科卒。

■鳥居 佑輝(モデレーター)
ピースキャピタル代表パートナー
East Ventures第1号社員として日本ファンド立ち上げに参画し、Directorとしてアジア・国内のスタートアップ投資に従事。BASE創業支援など多くの成長企業に関わった後、2015年に株式投資型クラウドファンディングのユニバーサルバンク(現Angel Funding)を創業し、第一種少額電子募集取扱業者として登録。2025年にはナイジェリアを訪問し、スポーツ・音楽・映像などの現地エンタメ分野で活躍する起業家と交流。

【Talk Session 03】
アフリカと学生起業
11:30-12:00
幼少期をケニアで過ごし、大学生時代にアフリカの雑貨・アパレル領域で起業した山岸成さんに、自身のアフリカとの関わり、起業の魅力、アフリカで事業を推進する上での難しさ等を聞きます。

■山岸 成(トークゲスト)
合同会社Uzuri代表
慶應義塾大学卒業、在学中にUzuriを起業。幼少期をアフリカ・ケニアで過ごし、欧州スポーツブランドのマーケティングチームでのインターン、飲食企業との商品開発プロジェクトの経験を持つ。2025年4月からは総合商社の流通事業本部に勤めながら両輪でUzuriの運営を行う。

【ファッションショー】
12:10-13:00
プロのディレクターが監修し、南スーダン、ルワンダのデザイナーの衣装を使用した今回限りのファッションショー。ショーでは、ランウェイだけでなく特別なゲストを招いたトークショーも予定されています。

■牧浦 土雅(トークゲスト)
Degas株式会社 CEO
1993年東京都生まれ。一般的な金融機関の融資対象外だったアフリカの小規模農家6億人にファイナンスを提供するため、2018年にDegas株式会社を設立。テクノロジーを活用し、標準化されたオペレーションとAIを駆使した与信判断により、累計85,000軒の農家へ融資を実行し、所得を倍増。2020年、ガーナ大統領から感謝状を受領。AI技術の社会実装や国際開発領域での応用に強みを持ち、米国ゲイツ財団とのAIシステム共同開発をはじめ、官民連携プロジェクトにも多数携わっている。英国育ち。秋田県仙北市アドバイザー、東京大学空間情報科学研究センター研究員などを歴任。
Wedge『平成から令和へ 新時代に挑む30人』、Forbes JAPAN『30 Under 30』に選出。ライフミッションは「人々の生活を劇的に変える」。在住はガーナだが、無類のエチオピア料理好き。

■Karen Uwera (デザイナー)
ルワンダのファッションデザイナー協議会会長を務めるデザイナー。ウガンダの首都カンパラでキャリアをスタートし、ルワンダに移った後は自身のブランドKarssh Collectionsを立ち上げた。直近では、Mercedes-Benz Fashion Week Kigali、Kigali Fashion Weekで作品を披露。ルワンダのファッションデザイナーをけん引する存在。

■Winnie Godi (デザイナー)
内戦下にある南スーダンで、自身のブランドを立ち上げ、世界へ羽ばたこうとしている女性起業家。ルワンダでファッションショーデビューした後は、ガーナ、ケニア、タンザニアなどアフリカ各国のファッションショーで活躍。2019年、Tokyo Africa Collectionでアジアデビューし、NHK総合テレビで取り上げられる。東アフリカ最大のファッションショーSwahili Fashion Weekでは、東アフリカデザイナー・オブ・ザ・イヤーにノミネートされ、2019年にはSTAアワードを受賞。南スーダンのファッション業界の復興と世界で活躍することを夢に活動している。

■アオキシゲユキ(DJ)
アフリカ音楽 キュレーター
有限会社日青工業 代表取締役。自社ブランドの金属製蝶ネクタイMetal Butterflyの開発をきっかけにコンゴ共和国へと向かい、平和の紳士SAPEUR(サプール)との対面を果たす。サプールの精神「争いを避けオシャレに生きる」を実践する傍ら、アフリカ音楽キュレーターとしてアフリカ音楽の魅力を伝えている。J-WAVE 「SONAR MUSIC」のアフリカ音楽担当、また現在は「TOKYO MORNING RADIO」で準レギュラー出演中。

【Talk Session 04】
ユースとアフリカ、TICAD
14:15-15:00
TICADに合わせて開催される若者版アフリカ開発会議「Youth TICAD」の主催2団体Africa Asia Youth Nest(AAYN)・Africa Diaspora Network Japan(ADNJ)からゲストを招き、日本・アフリカ間に関する活動をする上での困難や醍醐味を聞きます。

■ネビバンガ・エビナ(トークゲスト)
一般社団法人 Africa Asia Youth Nest 代表理事
カメルーン出身。文部科学省国費留学生制度(MEXT)を通じて来日し、高知工業高等専門学校を経て東京工業大学で機械工学を専攻。東京大学大学院情報理工学系研究科にてロボティクス(機械情報工学)を研究。現在はエヌエヌ生命保険株式会社統合的リスク・財務リスク管理部にて、保険リスクの定量評価や財務モデリングを担当している。Youth TICADの創設者の一人として、アフリカ・アジアの若者を対象としたアンケート調査の設計・実施・分析を主導。その成果をもとに、社会・経済・文化・デジタル・政治・法制度の6本柱から成る政策提言「Youth Agenda 2055」を策定し、TICADプロセスに若者の声を政策レベルで反映させる取り組みを推進している。

■丸上 璃十(トークゲスト)
Youth TICAD 2025 実行委員会 広報責任者
2009年生まれ。現役高校1年生。幼少期にレソト大使館との交流をきっかけにアフリカへ関心を持つ。中学時代から英語とプログラミングを学び、2024年に学生団体・NPO・小規模団体・スタートアップを支援するウェブ制作会社を設立。ITを活用した社会課題の解決に取り組む。 中学3年生よりAfrica Asia Youth Nest(AAYN)に参加し、IT分野に限らず20歳未満のユース参画促進に携わる。AAYNが主催したYouth TICAD 2025では、実行委員会広報責任者として報道メディア・SNSを活用した広報戦略の立案・実行、公式ウェブサイトの設計・開発・運用を担当。さらに、サイドイベントの企画メンバーとしても活動した。

■バ・アブー(トークゲスト)
Africa Diaspora Network Japan副代表
フリーランスのITアナリストとして活動。在日アフリカ人ネットワーク(Africa Diaspora Network Japan - ADNJ)の副代表兼共同創設者。2018年から2023年まで在日セネガル人学生協会の会長を務めた。多文化交流におけるスピーカーとして知られる若きセネガル人で、青葉国際ラウンジのメンバーでもある。2022年から2023年にかけて川崎市の外国人代表に任命され、日本とアフリカをつなぐ様々な組織で活動している。

【Talk Session 05】
アフリカ各地の雑貨や食品の魅力
15:00-15:30
アフリカに特化した雑貨や食品の専門商社で働き、アフリカ全土から魅力的な商品を集める中川悠さん(有限会社アフリカンスクエアー取締役)に、商品のキュレーションや日本展開の成功談や失敗談を深掘ります。

■中川 悠(トークゲスト)
有限会社アフリカンスクエアー取締役/バイヤー。
ケニアを中心にエチオピアから南アフリカまで、アフリカ東部・南部の小規模生産者と取引し、工芸品や食品の買い付けや生産管理を行っている。幼少期から一人旅が好きで、それが発展して中学卒業後に単身渡米。
マサチューセッツ州のボーディングスクールに留学し卒業。学部や大学を何度も変わるなど紆余曲折を経て、ニュージャージー州のシートンホール大学経営学部を卒業。同大学院に進学するも1年で中退し帰国。帰国後は引っ越し業でドライバーや家事手伝いなど長いモラトリアム期間を経て、32歳の年に妹の夫の友人から聞いた話をきっかけにアフリカンスクエアーに入社。バイヤーとして年3回、各約1か月間アフリカに渡航している。EC運営、TVショッピング出演、日本以外への販路拡大など、幅広い業務にも関わっている。アメリカではうまくいかなかったけど30歳過ぎてからアフリカに育ててもらったと思っている。

他にもいろいろな企画があります。
是非ご来場ください。

学生が実施する絵本読み聞かせイベントの詳細

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