お知らせ
「ぼうさいこくたい2025 in 新潟」に出展―市民協働で進める防災・減災研究を紹介
9月6日(金)・7日(土)に新潟市で開催された国内最大級の防災イベント「ぼうさいこくたい2025」に、工学部 塚田義典准教授が研究責任者を務める共同研究プロジェクトがブース出展しました。
このプロジェクトは、麗澤大学を代表機関として、国立大学法人徳島大学、独立行政法人国立高等専門学校機構 阿南工業高等専門学校、学校法人常翔学園 摂南大学、学校法人大阪電気通信大学が参画し、国立研究開発法人 情報通信研究機構(NICT)の委託研究として進められています。提案課題は「地域レジリエンス向上のための市民協働型データ収集基盤と防災減災・復興支援技術の研究開発」です。
今回のブース出展テーマは 「市民協働型データ収集基盤と防災減災・復興支援技術の研究開発」。ICTを活用した市民協働型のデータ収集基盤を構築し、その上で防災・減災に資する技術を開発している本研究開発の取り組みとその成果を紹介しました。また、参加者の皆さまに以下を体験いただきました。
・iPad/iPhoneのカメラやLiDARを活用したブロック塀等の点検アプリ
・ゲーミフィケーションを取り入れた8番出口風VRゲーム
・津波の避難体験VRゲーム
・罹災証明のエビデンスとなる被災家屋の自由視点映像の体験
ブース出展を通じて、行政や民間、地域住民が持つ多様なデータを持ち寄り、防災や復旧に役立てる新しい仕組みを紹介し、多くの方々から関心を集めました。
写真2列目1番右:塚田先生
参考:
委託研究の概要はこちらからご覧いただけます。
教員プロフィール
塚田 義典(つかだ よしのり)麗澤大学 工学部准教授
石川県出身。関西大学在籍時よりITベンチャー企業で働きながら博士(情報学)を取得。2015年関西大学先端科学技術推進機構特別任命助教、2016年岩手県立大学ソフトウェア情報学部講師、2019年摂南大学経営学部講師、2021年同准教授を経て、2024年より麗澤大学工学部准教授。IEEE、情報処理学会、電子情報通信学会、土木学会、精密工学会、日本知能情報ファジィ学会各会員。専門は、地理空間情報学、土木情報学、ソフトコンピューティング、ソーシャルビジネス。