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教育・研究
2025.09.19

VRを活用した英語の授業を実施 ― 麗澤大学×明徳義塾高等学校 高大連携

麗澤大学と明徳義塾中学・高等学校は、2024年に高大連携協定を締結しました。今回、その取り組みの一環として、明徳義塾高等学校が「グローバル型DXハイスクール校」に採択されたことを受け、9月11日(木)・12日(金)、麗澤大学外国語学部の小田理代准教授が同校を訪問し、VRを活用した英語の出張授業を実施しました。

明徳義塾高等学校は、世界12の国と地域にある118校と姉妹校提携(※2025年4月現在)を結び、多くの生徒が長期留学を経験しています。今回の出張授業には、留学を経験した生徒と、これから留学に向かう生徒を含む英語コースの32名が参加しました。

授業では生徒達が、Google Earthを用いたオンライン仮想空間で、英語でプレゼンテーションを行いました。留学経験者はカナダやオーストラリアでの留学体験を英語で紹介し、未経験の生徒はカナダ半日バーチャルツアーを企画し、観光スポットなどを英語で発表しました。

加えて、生徒達はVRヘッドセットを装着し、世界各地を探索できるアプリ「Wander」を体験しました。高い没入感を体験することができるVR環境のなかで、英語でのプレゼンテーションに向けて、自分達が紹介する地域をバーチャル訪問したり、世界中を巡ったりしました。

今回の取り組みを通じて、生徒達は英語での発信力を高めるとともに、国際的な視野を広げ、ICT機器を活用した新しい学びを実践的に経験しました。麗澤大学と明徳義塾高等学校は、今後も高大連携を通じて、デジタルを基盤とした新たな学びを支援してまいります。

  • 画像1.jpg授業の様子
  • 画像2.jpgVRヘッドセットを用いて世界中をバーチャル訪問
  • 画像3.jpgGoogle Earthを使ったプレゼンテーションの作成
  • 画像4.jpgGoogle Earthを用いたオンライン仮想空間での英語プレゼンテーション