11月16日(日)、「Re:持続可能な社会づくり高校生国際会議」が麗澤大学で開催され、本学の熊谷凛さん(経済学部4年)、磯野由希亜さん、萩澤優哉さん(国際学部2年)がファシリテーターとして活躍しました。
この会議は北海道ニセコ高等学校と麗澤高等学校が共催で、品川女子高等学校、筑波大学附属坂戸高等学校からの参加に加え、台湾から台中科技大学、タイのサーイパンヤーランシット校からもオンラインで45人が参加しました。参加した生徒たちは、グループごとにテーマを決め、交通、教育、観光の現状の課題と将来の理想そして対応策を地域事情を踏まえながら議論しました。初めて顔を合わせたうえ、オンライン参加の生徒たちの議論をうまく引き出しまとめ上げた3人の学生は、参加高校の先生方からも高く評価されました。
「日本・台湾・タイと環境が異なるからこそ多様な意見が生まれ、その違いを議論していく中で新たなアイデアが形になる瞬間を目の当たりにしました。さまざまなアイデアが生まれ、それを学生同士で共有し合う姿を見て、国を越えて学生が意見を交わす場の大切さを改めて実感しました」と参加した熊谷さんは感想を述べています。
この会議の企画者の1人でもあり、基調講演を行なった山川和彦教授は、高校生大学生が国を超えて自分たちの将来を考えたこの会議の意義に加え、麗澤大学の様々な教育がファシリテーターの育成にもつながっていることを今回の会議が物語っていると話しています。

山川教授による基調講演