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【受賞報告】工学部 塚田義典准教授が「令和7年度インフラDX大賞」で国土交通大臣賞を受賞
本学工学部の塚田義典准教授が、「令和7年度インフラDX大賞」において国土交通大臣賞を受賞しました。
本受賞は、塚田准教授が法政大学大学院社会空間情報科学研究所の特任研究員として参画し、法政大学(デザイン工学部都市環境デザイン工学科 教授・今井龍一氏/同研究所 大学院特任研究員・中村健二氏、寺口敏生氏)および前田建設工業株式会社(本店:東京都千代田区、社長:前田操治氏)と進めてきた研究チームの取り組みが評価されたものです。
インフラDX大賞は国土交通省が主催し、インフラ分野におけるデータやデジタル技術の活用を通じて、建設生産プロセスの高度化・効率化や国民サービスの向上に寄与する優れた取り組みを表彰するものです。本賞は平成29年度に「i-Construction大賞」として開始され、令和4年度から「インフラDX大賞」として実施されています。
塚田准教授は、令和元年度i-Construction大賞 優秀賞、令和2年度i-Construction大賞 優秀賞を受賞しており、今回が3度目の受賞となりました。
今回受賞した取り組みは、「ボクセル型インフラデジタルツインの構築」と題された研究です。本研究では、子どもから熟練技術者まで、誰もが直感的に扱うことのできるインフラ管理システムの開発に取り組みました。

世界的に親しまれているビデオゲーム「マインクラフト」のように、立方体ブロック(ボクセル)で空間を構築する発想を応用し、工事成果品や国土交通データプラットフォームなどのオープンデータを統合することで、視覚的に分かりやすいインフラ管理を可能にしています。

本システムにより、施工や維持管理における作業効率の向上や情報の一元化が期待されるほか、教育分野においても、遊びながらインフラや建設業への理解を深める教材としての活用が見込まれます。こうした点が総合的に評価され、今回の国土交通大臣賞受賞につながりました。なお、授与式は令和8年1月中旬に開催される予定です。












