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教育・研究
2026.01.19|最終更新日:2026.01.20|

【学生の活躍】経済学部の3年次生が税理士試験に初挑戦、2科目合格を達成

 経済学部経済専攻3年生の生井柊羽さんが、難関国家資格である税理士試験に初めて挑戦し、「簿記論」「財務諸表論」の2科目に合格しました。大学での学びを土台に、着実に専門性を高めてきた生井さんの取り組みをご紹介します。

 簿記に興味を持ったきっかけは、1年次に履修した「簿記原理」の授業でした。生井さんは当時を振り返り、「数字がパズルのようにはまっていく感覚があり、楽しかった」と語ります。企業活動の仕組みを数字から読み解く面白さに触れたことが、その後の学びへの意欲につながりました。

 その後、友人の影響もあり、簿記検定3級・2級に挑戦し、いずれも合格。簿記検定2級合格後は、さらなるステップアップを目指して税理士試験への挑戦を決意しました。税理士試験は、会計学・税法に関する全11科目の中から5科目に合格することで、税理士資格を取得できる国家試験です。1科目ずつ合格を積み重ねる「科目合格制」が採用されており、長期的な計画と継続的な学習が求められます。初受験ながら2科目合格を果たした背景には、日々の工夫を重ねた学習姿勢がありました。

 合格の秘訣として生井さんが挙げるのは、移動時間の有効活用です。通学中の電車内などの隙間時間を、法律や理論の暗記に充てることで、学習時間を確保してきました。また、「税理士試験の基礎は簿記」と話し、授業で分からない点を授業後に教員へ質問できたことが、理解を深める大きな助けになったといいます。試験直前期には、1日あたり約10時間を目安に学習に取り組むなど、集中的に勉強時間を確保していたといいます。

 現在生井さんは、経済理論の理解を深め、「経済学検定」A評価を目指す森田 龍二准教授のゼミナールに所属しています。資格の種類は異なるものの、同じ目標に向かって努力する仲間と共に学ぶ環境が、継続的なモチベーションにつながっているとのことです。現在は、来年の税理士試験で、3科目目を合格することを目標に、引き続き学習に励んでいます。

 大学での学びを基礎に、専門資格への挑戦を続ける生井さん。今後のさらなる成長と活躍が期待されます。