お知らせ

教育・研究
2013.03.05

黒須ゼミ12期生 卒業研究・公開口頭発表会を実施

「合格」おめでとう!

 2月2日(土)、外国語学部・黒須ゼミの卒業研究・公開口頭発表会「家族と社会の比較研究」が行われました。
以下、ゼミ生の英語・英米文化専攻3年の土田悠子さんからの報告です。

                                                               ☆★☆★☆

 2月2日、黒須ゼミの卒論口頭発表会が行われました。発表会には、発表者の御家族8組をはじめ、職員や、たくさんの黒須ゼミの先輩方が会場に足を運んでくださいました。

 定刻になり、黒須ゼミ12期生である「Cohort2011」のメンバーが、一年間かけて試行錯誤しながら書き上げた卒業論文を発表。どの発表もそれぞれの先輩の色が出ていて、全ての発表から研究内容への熱い想いを感じました。プログラムのラスト、黒須先生の総評へと移り、発表者全員へ“合格”が言い渡されました。黒須先生がお話をしてくださっている間、先輩方が目を赤くしながら真剣に先生を見つめる姿や、涙を流している姿は忘れることはできません。この一年間、卒業論文を書き上げるまでにたくさんの苦悩があったのでしょう。辛さを乗り越えて卒業論文を完成させた先輩方は素直に『かっこいい』と思います。私も、これは自分にしか書けないと自信を持って言える卒業論文を書きたい、来年は自分が後輩たちにかっこいい姿を見せられるように成長していたい。私がCohort2012代表として挨拶をしたとき、そんな想いが素直に溢れ出ました。

 この文章を書かせていただけることに感謝すると同時に、この場をお借りして伝えたいことがあります。常に応援してくださっているOG・OBの皆さん、職員の皆さん、そして黒須先生のおかげで、今回の発表会も感動する素晴らしいものになりました。ありがとうございました。Cohort2011の皆さん、先輩方のようになれるように、私たちも頑張ります。本当に、ありがとうございました。

<当日の発表者および内容>

■第1セッション 【社会学で見る「日常」と「仕事」】

高橋琴美 (英語・英米文化専攻)

家族の日常 ~広告を通してみる日常の変化~

井上祐介 (英語・英米文化専攻)

漫才・コントにおける日常の笑い

齋藤 航 (英語・英米文化専攻)

極上のおもてなしとは ~世界に誇る日本のサービス精神~

高梨博臣(日本語・日本文化専攻)

自衛隊 その実態

■第2セッション 【アイデンティティと家族・社会】

小筆 雅 (英語・英米文化専攻)

私って誰? ~社会学~見た大学生の自我~

荒井美帆子 (英語・英米文化専攻)

ゲイであること ~同性婚までの歩み~

中山恵理(英語コミュニケーション専攻)

私の家 ~過去から未来へのメッセージ~

田中千尋(英語コミュニケーション専攻)

国際結婚の子どもたち ~日系国際児の現実とアイデンティティ~

■第3セッション 【結婚・家族とコミュニケーション】

酒井穂乃香 (英語コミュニケーション専攻)

今後の結婚市場 ~婚活はブーム~

井上和彦 (英語コミュニケーション専攻)

希薄なお父さんのコミュニケーション ~それでいいのかお父さん~

石見結夏子 (英語コミュニケーション専攻)

夫の職業で夫婦関係は変わるか ~自営業家庭を探る~


それぞれの想いが込められた発表

卒業論文を読む参加者

感想を述べる卒業生

総評を述べる黒須教授