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教育・研究
2015.11.24

【実施報告】佐塚元章氏の特別講義を実施

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11月11日(水)、「健康科学B」(担当:平澤元章准教授)の時間に佐塚元章氏を講師に迎えて、「聖火は再び 1964 to 2020 オリンピックと日本 ~やっても 見ても 応援しても!スポーツは人生を10倍楽しくする~」をテーマに、特別講義を実施しました。

講師は、昭和48年にNHKに入局してから、徳島、福岡、広島、名古屋、大阪、東京へと渡り、1992年バルセロナ五輪開会式、同大会での水泳、岩崎恭子選手が14歳での金メダル獲得をした際の実況、そして1996年夏の甲子園決勝で球史に残る奇跡のバックホームを実況する等、他にも放送界の様々な番組で活躍されてきました。

講義冒頭にて、現在もご担当されているNHKラジオ全国放送「ひるのいこい」(毎日PM0時20分~放送中)の再現のナレーションをしながら登場し、臨場感あふれる演出で講義が始まりました。

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「ひるのいこい」が1952年に放送されてから現在まで60年以上も続いている理由として「周りの社会、周りの番組は変わっていく中、この番組だけはずっと『変わっていない』ことが長く続いている秘訣である」とし、いつの日も変わらない「ルーティン」を持ち、それをやり続けることの大切さを説かれていました。

また、中学生のころにテレビで見た「東京オリンピック」に魅せられてアナウンサーを志したことや、アナウンサー人生において、最も苦しかったという、ある実況でのご経験談は当日の来場者の胸に強く響いたことでしょう。

「『オリンピック』と『甲子園』が人々にここまで感動を与えるのにはひとつの共通点があります。それは、両者とも数々の試合を通して若者を成長させる『ステージ』が用意されていることです。」と語られていました。

会場には総勢144名の聴講生が集い、質問コーナーでも数々の質問が飛び交い熱気あふれる講義となりました。 

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